特許
J-GLOBAL ID:201503035177153622

サイジング剤塗布炭素繊維およびその製造方法、プリプレグおよび炭素繊維強化複合材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-121105
公開番号(公開出願番号):特開2015-028147
出願日: 2014年06月12日
公開日(公表日): 2015年02月12日
要約:
【課題】炭素繊維とマトリックス樹脂との接着性および耐擦過性に優れ、コンポジットの高次加工性に優れるサイジング剤塗布炭素繊維、該サイジング剤塗布炭素繊維の製造方法、プリプレグならびに炭素繊維強化複合材料を提供すること。【解決手段】本発明は、脂肪族エポキシ化合物(A)および芳香族化合物(B)として少なくとも芳香族エポキシ化合物(B1)を含むサイジング剤を炭素繊維に塗布したサイジング剤塗布炭素繊維であって、弾性率が335〜600GPaであり、X線源としてAlKα1,2を用いたX線光電子分光法によって光電子脱出角度45°で測定される前記炭素繊維の繊維表面の酸素(O)と炭素(C)の原子数の比である表面酸素濃度(O/C)が0.15以上であり、かつ、前記炭素繊維に塗布したサイジング剤表面を、X線源としてAlKα1,2を用いたX線光電子分光法によって光電子脱出角度15°で測定されるC1s内殻スペクトルの(a)CHx、C-C、C=Cに帰属される結合エネルギー(284.6eV)の成分の高さ(cps)と、(b)C-Oに帰属される結合エネルギー(286.1eV)の成分の高さ(cps)との比率(a)/(b)が0.50〜0.80であることを特徴とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
脂肪族エポキシ化合物(A)および芳香族化合物(B)として少なくとも芳香族エポキシ化合物(B1)を含むサイジング剤を炭素繊維に塗布したサイジング剤塗布炭素繊維であって、 弾性率が335〜600GPaであり、X線源としてAlKα1,2を用いたX線光電子分光法によって光電子脱出角度45°で測定される前記炭素繊維の繊維表面の酸素(O)と炭素(C)の原子数の比である表面酸素濃度(O/C)が0.15以上であり、 かつ、前記炭素繊維に塗布したサイジング剤表面を、X線源としてAlKα1,2を用いたX線光電子分光法によって光電子脱出角度15°で測定されるC1s内殻スペクトルの(a)CHx、C-C、C=Cに帰属される結合エネルギー(284.6eV)の成分の高さ(cps)と、(b)C-Oに帰属される結合エネルギー(286.1eV)の成分の高さ(cps)との比率(a)/(b)が0.50〜0.80であることを特徴とするサイジング剤塗布炭素繊維。
IPC (4件):
C08J 5/24 ,  C08J 5/06 ,  D06M 15/55 ,  D06M 10/00
FI (5件):
C08J5/24 ,  C08J5/06 ,  D06M15/55 ,  D06M10/00 L ,  D06M10/00 A
Fターム (29件):
4F072AA02 ,  4F072AA04 ,  4F072AA07 ,  4F072AA08 ,  4F072AB10 ,  4F072AB22 ,  4F072AB27 ,  4F072AC12 ,  4F072AD23 ,  4F072AD44 ,  4F072AG03 ,  4F072AG05 ,  4F072AH02 ,  4F072AH05 ,  4F072AH43 ,  4F072AH49 ,  4F072AJ04 ,  4F072AK02 ,  4F072AK15 ,  4L031AA27 ,  4L031AB01 ,  4L031CA02 ,  4L031CB10 ,  4L031DA21 ,  4L033AA09 ,  4L033AB01 ,  4L033AC11 ,  4L033AC12 ,  4L033CA49
引用特許:
審査官引用 (4件)
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