特許
J-GLOBAL ID:201503043450405586

弾性波フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-189452
公開番号(公開出願番号):特開2015-056792
出願日: 2013年09月12日
公開日(公表日): 2015年03月23日
要約:
【課題】バンドパス型の共振型フィルタにおいて、通過域よりも高域側におけるスプリアスの発生を抑制できる技術を提供すること。【解決手段】入力側IDT電極12及び出力側電極IDT電極13について、電極指17をアポダイズ型のメインローブにより重み付けする。具体的には、互いに隣接する電極指17、17が交差する寸法である交差長Dについて、IDT電極12、13の任意の位置から、当該IDT電極12、13の弾性波の伝搬方向における両端位置までに亘って小さくなるように設定する。そして、交差長Dが最大となる最大交差幅領域10について、IDT電極12、13の中央位置1から左右いずれかに位置ずれさせる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
圧電基板と、 この圧電基板上にて弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に互いに離間するように配置された一対のバスバーと、各々のバスバーから対向するバスバーに向かって各々櫛歯状に伸び出す電極指と、を有する入力側IDT電極と、 この入力側IDT電極に対して弾性波の伝搬方向に離間した位置に設けられ、前記圧電基板上にて弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に互いに離間するように配置された一対のバスバーと、各々のバスバーから対向するバスバーに向かって各々櫛歯状に伸び出す電極指と、を有する出力側IDT電極と、 前記入力側IDT電極及び前記出力側IDT電極の並びから見て弾性波の伝搬方向における一方側及び他方側に各々配置され、弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に互いに離間するように設けられた一対の反射器バスバーと、これら反射器バスバー間を接続する反射器電極指と、を有する反射器と、を備え、 互いに隣接する電極指同士が交差する長さ寸法を交差長と呼ぶと、前記入力側IDT電極及び前記出力側電極IDT電極の少なくとも一方のIDT電極は、一の電極指と当該一の電極指に隣接する他の電極指とが対向する部位から、弾性波の伝搬方向における当該少なくとも一方のIDT電極の端部に向かって、前記交差長が小さくなるように、アポダイズ型の重み付け手法のうちメインローブのみによって重み付けされ、 前記少なくとも一方のIDT電極において前記交差長が最も大きい部位は、当該少なくとも一方のIDT電極における弾性波の伝搬方向の中央位置に対して、弾性波の伝搬方向における一方側及び他方側のいずれかに外れた位置に設けられていることを特徴とする弾性波フィルタ。
IPC (2件):
H03H 9/145 ,  H03H 9/64
FI (3件):
H03H9/145 Z ,  H03H9/145 B ,  H03H9/64 Z
Fターム (7件):
5J097AA14 ,  5J097BB14 ,  5J097BB17 ,  5J097CC09 ,  5J097DD01 ,  5J097DD10 ,  5J097KK04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-189809
  • 弾性表面波フィルタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-139956   出願人:日本電気株式会社
  • 弾性表面波デバイス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-125165   出願人:日本電気株式会社

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