特許
J-GLOBAL ID:201503044634639055

超音波診断装置、超音波診断装置の制御器及び超音波診断装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鷲田 公一 ,  木曽 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-209854
公開番号(公開出願番号):特開2015-073584
出願日: 2013年10月07日
公開日(公表日): 2015年04月20日
要約:
【課題】内腔内膜境界と中膜外膜境界とを精度良く検出することができる超音波診断装置、超音波診断装置の制御器及び超音波診断装置の制御方法を提供する。【解決手段】頸動脈の前壁に関心領域を設定するROI設定部6と、関心領域内の受信信号の深さ方向における信号強度分布を生成し、第1の血管境界候補位置として、信号強度分布の中で第1の中膜外膜候境界補位置及び第1の内腔内膜境界候補位置を検出する第1の境界候補検出部7と、第2の血管境界候補位置として、第2の中膜外膜境界候補位置及び第2の内腔内膜境界候補位置を検出する第2の境界候補検出部8と、第1の血管境界候補位置及び第2の血管境界候補位置のいずれか一方を選択する境界候補選択部9と、選択された血管境界候補位置の中膜外膜境界候補位置及び内腔内膜境界候補位置に基づきIMT計測を行うIMT計測部10と、を備えた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
圧電変換素子を有する超音波探触子と接続可能に構成され、前記超音波探触子から頚動脈を含む被検体に対し超音波の送信及び受信を行うことで前記頸動脈の長軸断面を含む1枚の画像フレームに対応する複数の受信信号を取得する超音波診断装置であって、 前記受信信号又は前記受信信号から所定の処理が行われた信号に対し、前記頸動脈の血管内腔の位置を基準に前記頸動脈の前壁に関心領域を設定するROI設定部と、 前記関心領域内の前記受信信号又は前記受信信号から所定の処理が行われた信号の前記超音波の送信方向である深さ方向における信号強度分布を生成し、第1の血管境界候補位置として、前記信号強度分布の中で最も中膜外膜境界らしさを示す位置を第1の中膜外膜候境界補位置及び前記第1の中膜外膜境界候補位置より深い位置において最も内腔内膜境界らしさを示す位置を第1の内腔内膜境界候補位置を検出する第1の境界候補検出部と、 第2の血管境界候補位置として、前記第1の中膜外膜境界候補位置より深い位置において前記信号強度分布の中で最も中膜外膜境界らしさを示す位置を第2の中膜外膜境界候補位置及び前記第2の中膜外膜境界候補位置より深い位置において最も内腔内膜境界らしさを示す位置を第2の内腔内膜境界候補位置を検出する第2の境界候補検出部と、 前記第2の境界候補位置が真の血管境界位置と仮定した場合に、前記第2の中膜外膜境界候補位置における外膜と中膜とに相当する前記受信信号又は前記受信信号から所定の処理が行われた信号及び前記第2の内腔内膜境界候補位置における血管内腔と内膜とに相当する前記受信信号又は前記受信信号から所定の処理が行われた信号とに基づく第1の判定と、前記第2の中膜外膜境界候補位置及び前記第2の内腔内膜境界候補位置の距離とに基づく第2の判定を行い、前記第1及び前記第2の判定結果により前記第2の境界候補位置が真の血管境界位置であるか否かを判定し、前記ROI内の前記真の血管境界候補位置と判定された前記深さ方向に直交する方向である音響線方向の前記第2の境界候補位置が真の血管境界位置であると判定された範囲に基づき、前記第2の境界候補位置が真の血管境界位置であるか否かの第3の判定を行い、前記第3の判定結果に基づき前記第1の血管境界候補位置及び前記第2の血管境界候補位置のいずれか一方を選択する境界候補選択部と、 選択された血管境界候補位置の中膜外膜境界候補位置及び内腔内膜境界候補位置に基づきIMT計測を行うIMT計測部と、を備えた超音波診断装置。
IPC (1件):
A61B 8/08
FI (1件):
A61B8/08
Fターム (7件):
4C601DD01 ,  4C601DD14 ,  4C601DD26 ,  4C601EE09 ,  4C601JC07 ,  4C601JC09 ,  4C601JC37
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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