特許
J-GLOBAL ID:201503048088309966
溶断シール用ポリプロピレン系樹脂組成物及びポリプロピレン系フィルム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-189032
公開番号(公開出願番号):特開2015-054919
出願日: 2013年09月12日
公開日(公表日): 2015年03月23日
要約:
【課題】溶断シール性とクリーン性に優れた溶断シール用ポリプロピレン系樹脂組成物及びポリプロピレン系フィルムを提供する。【解決手段】以下の特性を満たす長鎖分岐構造を有するポリプロピレン樹脂(X)3〜50重量%と、メタロセン触媒を用いて重合されたプロピレン系樹脂(Y)50〜97重量%を含有することを特徴とする溶断シール用ポリプロピレン系樹脂組成物など。 ・MFRが0.1〜30g/10分 ・25°Cパラキシレン可溶成分量(CXS)が5.0重量%未満 ・プロピレン単位3連鎖のmm分率が95%以上 ・Mw/Mnが3.0〜10.0、且つMz/Mwが2.5〜10.0 ・絶対分子量Mabsが100万における分岐指数g’が0.30以上1.00未満 ・溶融張力(MT)が、log(MT)≧-0.9×log(MFR)+0.7、または、MT≧15のいずれかを満たす。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記の(X-i)〜(X-vi)の特性を有し、長鎖分岐構造を有するポリプロピレン樹脂(X)3〜50重量%、並びに、メタロセン触媒を用いて重合された、ポリプロピレン及び/又はプロピレン・α-オレフィン共重合体からなるプロピレン系樹脂(Y)50〜97重量%を含有することを特徴とする溶断シール用ポリプロピレン系樹脂組成物。
特性(X-i):MFRが0.1〜30.0g/10分である。
特性(X-ii):25°Cパラキシレン可溶成分量(CXS)がポリプロピレン樹脂(X)全量に対して5.0重量%未満である。
特性(X-iii):13C-NMRによるプロピレン単位3連鎖のmm分率が95%以上である。
特性(X-iv):GPCによる分子量分布Mw/Mnが3.0〜10.0、且つMz/Mwが2.5〜10.0である。
特性(X-v):絶対分子量Mabsが100万における分岐指数g’は、0.30以上1.00未満である。
特性(X-vi):溶融張力(MT)(単位:g)は、
log(MT)≧-0.9×log(MFR)+0.7 または MT≧15
のいずれかを満たす。
IPC (3件):
C08L 23/10
, C08L 23/16
, C08F 10/06
FI (3件):
C08L23/10
, C08L23/16
, C08F10/06
Fターム (18件):
4J002BB12W
, 4J002BB15X
, 4J002GG02
, 4J100AA02Q
, 4J100AA03P
, 4J100AA03Q
, 4J100CA01
, 4J100CA03
, 4J100DA01
, 4J100DA04
, 4J100DA19
, 4J100DA28
, 4J100DA47
, 4J100FA10
, 4J100FA18
, 4J100GB02
, 4J100GC25
, 4J100JA58
引用特許:
前のページに戻る