特許
J-GLOBAL ID:201503051769932123

音響構造体および音響室

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人朝日特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-161486
公開番号(公開出願番号):特開2014-240975
出願日: 2014年08月07日
公開日(公表日): 2014年12月25日
要約:
【課題】音響部材のサイズの大型化を抑制しつつ、効果的に音を吸音・散乱させるとともに広い周波数帯で吸音・散乱効果を得る。【解決手段】吸音効果は、開口面20から放射する音波と、開口面20及び反射面2に対して入射する入射波との位相干渉により奏するものであり、開口面20の正面方向にある吸音領域で主に奏する。一方、散乱効果は、上記入射波と反射面2からの反射波との位相干渉と、上記入射波と開口面20から放射される音波との位相干渉との相互作用によって奏するものである。開口面20及び反射面2のそれそれから放射される音波の位相が異なることにより、それらの面に直交しない斜め方向に気体分子の運動エネルギーの流れが発生じて音の散乱が起こる。音響構造体1においては、このような互いに異なる位相干渉を近接した空間で生じさせることによって、音の散乱、及び吸音を同時に発現させる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
音波を透過する複数の音波透過領域と、前記音波透過領域に隣接し、入射する音波に応じた反射波を放射する反射領域とを有する反射体を備え、 隣り合う前記音波透過領域の中心点同士の間隔は、該隣り合う方向における該音波透過領域の長さのおよそ4倍の距離である ことを特徴とする音響構造体。
IPC (4件):
G10K 11/172 ,  G10K 11/178 ,  G10K 11/20 ,  E04B 1/99
FI (4件):
G10K11/16 E ,  G10K11/16 H ,  G10K11/20 ,  E04B1/99 H
Fターム (9件):
2E001DF12 ,  2E001FA03 ,  2E001FA14 ,  2E001FA41 ,  2E001GA01 ,  2E001HD11 ,  5D061AA06 ,  5D061CC04 ,  5D061FF02
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 吸音パネル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-291823   出願人:国立大学法人山梨大学, 旭硝子ビルウォール株式会社
  • 4分の1波長吸音装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-522523   出願人:リーテルオートモティヴ(インターナショナル)アーゲー
  • 消音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-367966   出願人:鳥越一平
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審査官引用 (5件)
  • 吸音パネル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-291823   出願人:国立大学法人山梨大学, 旭硝子ビルウォール株式会社
  • 4分の1波長吸音装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-522523   出願人:リーテルオートモティヴ(インターナショナル)アーゲー
  • 消音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-367966   出願人:鳥越一平
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