特許
J-GLOBAL ID:201503053785625896

密閉された空間におけるバイオマス発電所からの煙を利用した害虫を抑制、処理するための方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾崎 隆弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-550625
公開番号(公開出願番号):特表2015-503352
出願日: 2012年12月27日
公開日(公表日): 2015年02月02日
要約:
【課題】 バイオマス発電所からの煙を使用した、密閉空間における、害虫を抑制および処理するための方法とシステムである。【解決手段】 バイオマス発電所からの煙は処理されて、二酸化炭素の体積濃度が85%以上である、処理煙を得る。モードI、モードII、およびそれらの組み合わせによって、抑制および処理は密閉空間における害虫に行われる。モードIは、休閑期間に、密閉空間に継続的に処理煙を充満させる処理であり、モードIIは、作物の植え付けの間、作物に害虫が発見された時、処理煙を交互に繰り返して密閉空間に充満させる処理である。システムは、煙処理装置、処理煙タンク(4)、制御装置(6)、第一圧力監視センサ(13)そして二酸化炭素濃度関しセンサ(14)等を含む。抑制と処理の方法およびシステムは、密閉空間において、害虫抑制と処理の望ましい効果を達成し、その抑制と処理は安全である
請求項(抜粋):
バイオマス発電所からの燃焼排ガスを利用した閉じ込められた空間における害虫抑制方法であって、 その方法は、バイオマス発電所からの燃焼排ガスを処理して二酸化炭素の体積濃度が85v. %を超える処理燃焼排ガスを発生させる工程と、モードI、モードII、またはそれらの組み合わせによって前記閉じ込められた空間の害虫抑制を行う工程を含むことを特徴とする、害虫抑制方法。 モードI:休閑期間の間、前記閉じ込められた空間において、処理燃焼排ガスを連続的に通気して、前記閉じ込められた空間のガス圧を0.110〜0.140MPa(絶対圧)、前記閉じ込められた空間の二酸化炭素の体積濃度を50〜90 v. %に到達させ、一定の保持時間の後、前記閉じ込められた空間が通常の状態に戻るまで、燃焼排ガスの通気を停止する。 モードII:疾病や害虫が作物の植付過程において発生した時、前記閉じ込められた空間において処理燃焼排ガスを連続的に通気し、前記閉じ込められた空間のガス圧を0.110〜0.140MPa(絶対圧)に、前記閉じ込められた空間の二酸化炭素の体積濃度を50〜90 v. %に到達させ、それぞれの燃焼排ガスの連続的な導入時間を15〜60分に制御し、その後圧力が通常に戻り、二酸化炭素の体積濃度が5 v. %以下に下がるまで処理燃焼排ガスの導入を停止し、一定の間隔の後、前記閉じ込められた空間において処理燃焼排ガスを通気することを繰り返す。
IPC (1件):
A01M 1/00
FI (1件):
A01M1/00 Z
Fターム (7件):
2B121AA11 ,  2B121CC37 ,  2B121DA62 ,  2B121DA63 ,  2B121EA12 ,  2B121FA14 ,  2B121FA15
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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引用文献:
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