特許
J-GLOBAL ID:201503058304202182

リリースキャビンにおける被試験物と接触する表面の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人梶・須原特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-553598
公開番号(公開出願番号):特表2015-508505
出願日: 2012年07月20日
公開日(公表日): 2015年03月19日
要約:
リリースキャビンにおける被試験物と接触する表面の処理方法であり、(一)ステンレス鋼から形成された部品については、部品を酸で酸化させてから有機溶剤及び水で洗浄し、又は、部品を酸化させた後に電解してその後有機溶剤及び水で洗浄し、ガラスから形成された部品については、部品をHCL及びHFのいずれかを用いて腐食させ、又は、物理的な方法により部品の表面を粗面化させるステップと、(二)(一)のステップで洗浄した部品の表面に失活層を形成し、又は、(一)のステップで洗浄した部品の表面に中間層を形成した後に中間層の表面に失活層を形成するステップと、を含む。表面吸着力が低減することで、被試験物の吸着が大幅に抑制される。サンプリングパイプから取得されたサンプルで得られる検出値がキャビン本体内の被試験物の実際の値により近づき、リリースキャビンの検出精度が効果的に向上する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
リリースキャビンにおける被試験物と接触する表面の処理方法であり、前記リリースキャビンは、キャビン本体(1)と、前記キャビン本体(1)に接続されたキャビンドア(2)、吸気管(4)、排気管(5)及びサンプリングパイプ(6)と、前記キャビン本体(1)内に設けられた撹拌ファン(7)及び風路板(8)と、を含み、前記キャビン本体(1)、前記キャビンドア(2)、前記吸気管(4)、前記排気管(5)、前記サンプリングパイプ(6)、前記撹拌ファン(7)及び前記風路板(8)のうちの少なくとも一つの部品における被試験物と接触する表面を処理するための方法であって、 (一)ステンレス鋼又はガラスから形成された前記部品を洗浄して前記部品から汚染物質を除去するステップと、 (二)前記(一)のステップで洗浄した前記部品の表面に失活層(10)を形成し、又は、前記(一)のステップで洗浄した前記部品の表面に中間層(9)を形成した後に前記中間層(9)の表面に失活層(10)を形成するステップと、 を備えたことを特徴とする、処理方法。
IPC (2件):
G01N 33/00 ,  G01N 1/22
FI (2件):
G01N33/00 C ,  G01N1/22 L
Fターム (6件):
2G052AA03 ,  2G052AB12 ,  2G052AB22 ,  2G052AD02 ,  2G052DA13 ,  2G052DA15
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • STANDARD METHOD FOR THE TESTING AND EVALUATION OF VOLATILE ORGANIC CHEMICAL EMISSIONS FROM INDOOR SO

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