特許
J-GLOBAL ID:201503059095130906

硬質基板および可撓性構造を有する内燃機関コネクティングロッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾崎 隆弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-550615
公開番号(公開出願番号):特表2015-505356
出願日: 2012年08月30日
公開日(公表日): 2015年02月19日
要約:
【課題】 硬質基板および可撓性構造を有する内燃機関コネクティングロッドを提供する。【解決手段】 コネクティングロッドは小端部(1)およびコネクティングロッド本体(2)を含み、コネクティングロッド小端部孔(3)がコネクティングロッド小端部(1)に配置される。コネクティングロッド小端部は硬質基板および可撓性構造を有し、即ち、コネクティングロッド小端部は、引張強度σb≧700MPaの鋼材または合金材料を硬質基板材料として使用し、コネクティングロッド小端部(1)は可撓性構造を有し、ピストンピン(4)を介したシリンダ圧力の作用下で、コネクティングロッド小端部孔(3)による軸方向に生じる弾性変形Δ2は、ピストンピン(4)によって軸方向に生じる曲げ変形Δ1に適応可能であり、ピストンピン(4)はコネクティングロッド小端部孔(3)と適合する。これにより、あらゆる作動条件下において、コネクティングロッド小端部孔はピストンピンに良好に適合し、コネクティングロッド小端部孔とピストンピンの間の摩擦性能が十分に改善する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
小端部(1)およびシャンク(2)を含む内燃機関のコネクティングロッドであって、前記小端部(1)は中心孔(3)を含むものであって、 前記コネクティングロッド小端部(1)は硬質材料から作られた可撓性構造を用いており、 前記硬質材料は引張強度σbが700MPa以上の鋼または合金材料であり、 前記コネクティングロッド小端部(1)はピストンピン(4)に適合しており、 前記小端部(1)の可撓性構造は、前記ピストンピン(4)の軸方向に沿った曲げ変形Δ1に適合するために、前記ピストンピン(4)に作用するシリンダ圧力によって前記中心孔(3)にその軸方向に沿って生じる弾性変形Δ2を許容するように作用する コネクティングロッド。
IPC (1件):
F16C 7/02
FI (1件):
F16C7/02
Fターム (6件):
3J033AA04 ,  3J033AB03 ,  3J033DA10 ,  3J033EB03 ,  3J033EB10 ,  3J033GA02
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る