特許
J-GLOBAL ID:201503060267973593

無段変速機のケース組込方法及びケース組込装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 城村 邦彦 ,  熊野 剛 ,  田中 秀佳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-207280
公開番号(公開出願番号):特開2015-071195
出願日: 2013年10月02日
公開日(公表日): 2015年04月16日
要約:
【課題】一対のプーリをケース本体組込ラインからプーリを移載することなく同じ組込ラインの中でプーリに対するベルト掛けを行うことで生産効率向上、設備費低減及び省スペース化を図る。【解決手段】プーリ搭載用パレット50をプーリ搭載ステーション60、ベルト掛け渡しステーション70、ケース本体組込ステーション80の順に搬送する。ベルト掛け渡しステーション70で一対のプーリをプーリ支持ヘッド140で持ち上げ、この持ち上げた状態でベルト34を掛け渡す。ベルト34を掛け渡す際、一方のプーリ35の可動シーブ35cを引き上げることでV溝幅を広げ、この状態で第1ヘッド141と第2ヘッド142を移動させてシャフト間距離を縮める。その後一対のプーリをパレット50に戻し、パレット50をケース本体組込ステーション80に搬送する。一対のプーリをパレット50で位置決めした状態を保持してケース本体10内に組み込む。【選択図】図5
請求項(抜粋):
無段変速機の一対のプーリのV溝相互間にベルトを掛け渡し、当該ベルトを掛け渡した状態の一対のプーリを無断変速機のケース本体内に組み込む無段変速機のケース組込方法において、 (a)前記一対のプーリをケース本体組み込み時の相対位置を保持し、かつ、前記一対のプーリのシャフトの長軸側を上にして立てた状態でパレット上に搭載し、 (b)前記一対のプーリを搭載した前記パレットを搬送ラインによってベルト掛け渡しステーションに搬送し、 (c)当該ベルト掛け渡しステーションにおいて、前記一対のプーリを前記シャフトの上端を保持して前記パレットから持ち上げ、当該持ち上げた状態で一方のプーリのV溝幅を拡大すると共に当該一方のプーリのV溝の片側にあるシーブを他方のプーリのV溝内に挿入するためにシャフト間距離を縮め、このシャフト間距離を縮めた状態で前記一対のプーリのV溝相互間にベルトを掛け渡し、その後、一方のプーリのシーブを他方のプーリのV溝から抜き出すためにシャフト間距離を拡大し、 (d)前記ベルトを掛け渡した前記一対のプーリを下降させて前記パレット上に元通りに搭載し、 (e)前記一対のプーリを搭載した前記パレットを前記ベルト掛け渡しステーションからケース本体組み込みステーションに搬送し、 (f)当該ケース本体組み込みステーションにおいて、前記一対のプーリを前記パレットで位置決めした状態を保持して前記ケース本体内に組み込むようにしたことを特徴とする無段変速機のケース組込方法。
IPC (2件):
B23P 21/00 ,  F16H 9/12
FI (2件):
B23P21/00 306Z ,  F16H9/12 B
Fターム (8件):
3C030CA00 ,  3C030CC07 ,  3J050AA02 ,  3J050BA03 ,  3J050BB12 ,  3J050CC01 ,  3J050CE10 ,  3J050DA02
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る