特許
J-GLOBAL ID:201503062387727890

回転ロール表面の異物検知および清浄方法と異物検知および清浄装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  関谷 三男 ,  石川 滝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-234911
公開番号(公開出願番号):特開2015-093305
出願日: 2013年11月13日
公開日(公表日): 2015年05月18日
要約:
【課題】回転ロールを止めることなく、回転姿勢の回転ロールの表面の異物の有無を検知し、異物が検知された場合は異物が溶湯の吐出口の下方位置に到達する前に除去することができる、回転ロール表面の異物検知および清浄方法と異物検知および清浄装置を提供する。【解決手段】回転ロール2の表面にレーザーLiを照射し、反射レーザーLrを受光し、反射レーザーLrの強度を計測し、反射レーザーLrの強度に基づいて異物の有無を検知するステップ、異物が存在すると検知された際に、照射されるレーザーを異物の厚みに応じたレーザー出力値となるように制御し、制御後のレーザーLi’を異物に照射して異物を除去し、回転ロールの表面を清浄するステップからなり、回転ロールの回転速度をV(m/秒)、レーザー応答時間をS(秒)、異物の長さをD(mm)とした際に、V×S≦D/1000 (D≧0.1mm)なる関係式を満たすように回転速度Vとレーザー応答時間Sを調整する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
希土類磁石材料からなる溶湯を回転姿勢の回転ロールの表面に提供して急冷し、希土類磁石用の急冷リボンを製造する際に、前記回転ロールの表面の異物の有無を検知し、異物が存在する際には該異物を除去して回転ロールの表面を清浄する、回転ロール表面の異物検知および清浄方法であって、 回転ロールの表面にレーザーを照射し、回転ロールの表面に照射されたレーザーが反射してなる反射レーザーを受光し、反射レーザーの強度を計測し、反射レーザーの強度に基づいて異物の有無を検知する第1のステップ、 異物が存在すると検知された際に、照射されるレーザーを異物の厚みに応じたレーザー出力値となるように制御し、制御後のレーザーを異物に照射して異物を除去し、回転ロールの表面を清浄する第2のステップからなり、 回転ロールの回転速度をV(m/秒)、レーザー応答時間(反射レーザーを受光し、反射レーザーの強度を計測し、照射されるレーザーの出力を制御するまでに要する時間)をS(秒)、回転ロールの回転方向への異物の長さをD(mm)とした際に、第1のステップから第2のステップに亘って、以下の関係式を満たすように回転速度Vとレーザー応答時間Sを調整し、 V×S≦D/1000 (D≧0.1mm) 異物が検知された後、溶湯が回転ロールに提供される位置に該異物が到達するまでに該異物の除去が実行されるようになっている回転ロール表面の異物検知および清浄方法。
IPC (4件):
B23K 26/36 ,  B23K 26/00 ,  B22D 11/06 ,  B22D 43/00
FI (6件):
B23K26/36 ,  B23K26/00 M ,  B23K26/00 H ,  B23K26/00 N ,  B22D11/06 360B ,  B22D43/00 G
Fターム (17件):
4E004DB02 ,  4E004QA01 ,  4E004QA20 ,  4E004SC07 ,  4E004SD10 ,  4E004TA03 ,  4E004TB09 ,  4E014PA06 ,  4E068AH00 ,  4E068CA02 ,  4E068CA11 ,  4E068CB02 ,  4E068CB09 ,  4E068CC01 ,  4E068CC02 ,  4E068DA12 ,  4E068DB01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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