特許
J-GLOBAL ID:201503063925881630

気管挿管用補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 村山 靖彦 ,  志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  実広 信哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-183027
公開番号(公開出願番号):特開2015-054244
出願日: 2014年09月09日
公開日(公表日): 2015年03月23日
要約:
【課題】構造が簡単でコストが低く、且つ、臨床実用性の高い気管挿管用補助装置の提供。【解決手段】気管挿入チューブ1の患者の気管Tへの挿入を補助する気管挿管用補助装置であって、可動管状スタイレット2と、手動制御手段3と、監視手段4とにより構成され、可動管状スタイレットは、頭部21と、尾部と、胴部とを有し、胴部から尾部に延伸する2つのスリットによって第1のストリップと第2のストリップに分割されており、監視手段は、延伸体41と監視ヘッド42とを有し、延伸体と監視ヘッドとは、手動制御手段内で移動可能、且つ頭部から露出できるように構成され、第1と第2の駆動シートが相対移動する際、頭部が気管挿入チューブの先端12及び監視ヘッドを同期に揺動させる気管挿管用補助装置。【選択図】図2
請求項(抜粋):
両端がそれぞれ先端及び基端とされる弾性チューブ体を具えた気管挿入チューブの患者の気管への挿入を補助する気管挿管用補助装置であって、 可動管状スタイレットと、手動制御手段と、監視手段とにより構成され、 前記可動管状スタイレットは、その長さ方向に沿って頭部と、尾部と、前記頭部と前記尾部との間に介在する胴部とを有すると共に、可撓性を持つように形成されており、且つ、前記胴部から前記尾部に延伸する2つのスリットが形成され、前記頭部は通孔を有するシリンダーとして構成され、前記胴部は前記2つのスリットによって第1のストリップと第2のストリップに分割され、前記尾部は前記2つのスリットによって前記第1のストリップと連続する第1の駆動シートと前記第2のストリップと連続する第2の駆動シートとに分割され、更に、前記頭部及び前記胴部は、前記気管挿入チューブの前記チューブ体内に挿し込まれて延伸することに適するように構成されており、 前記手動制御手段は、前記気管挿入チューブの前記基端に接続できるように構成され、前記可動管状スタイレットの前記尾部がその内に挿し込まれる本体と、前記本体に配置され、前記第1と第2の駆動シートを前記可動管状スタイレットの前記長さ方向に沿って相対移動するよう駆動できるように構成される駆動機構と、前記駆動機構を起動する操作部とを有しており、 前記監視手段は、弾性延伸体と、前記延伸体の先端に配置される監視ヘッドと、前記延伸体内に配置されるマルチジョイントリンクとを有し、前記延伸体と前記監視ヘッドとは、前記手動制御手段内で移動可能、且つ前記可動管状スタイレットの前記頭部から露出できるように構成され、 この構成により、前記第1と第2の駆動シートが前記可動管状スタイレットの前記長さ方向に沿って互いに相対移動するように駆動される際、前記頭部が前記気管挿入チューブの前記先端及び前記監視ヘッドを同期に揺動させることができ、前記マルチジョイントリンクは、互いに平行する複数の回動軸で互いに繋ぎ合わされる複数のジョイント体によって構成されることを特徴とする気管挿管用補助装置。
IPC (1件):
A61M 16/04
FI (1件):
A61M16/04 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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