特許
J-GLOBAL ID:201503066789910565

遅延放出性薬物製剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 もえぎ特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-509407
公開番号(公開出願番号):特表2015-515965
出願日: 2013年04月29日
公開日(公表日): 2015年06月04日
要約:
【解決手段】コア及びコア用コーティングを含む遅延放出性製剤からの、薬物の結腸への遅延放出が達成される。コアは薬物を含み、コーティングは、外部層、並びに、分離層及び内部層からなる群から選択される、コアと外部層との間の少なくとも1つの層を含む。外部層は、結腸細菌の攻撃を受けやすい第1のポリマー材料と、約pH5以上のpH閾値を有する第2のポリマー材料との混合物を含む。内部層は、腸液又は胃腸液に可溶である第3のポリマー材料を含み、前記第3のポリマー材料は、少なくとも部分的に中和されたポリカルボン酸、及び非イオン性ポリマーから選択される。第3のポリマー材料が非イオン性ポリマーである実施形態では、内部層は緩衝剤及び塩基のうち少なくとも1つを含む。分離層は腸液及び胃腸液に可溶な非イオン性ポリマーを含む。外部層は、水性媒体中の第1のポリマー材料を有機媒体中の第2のポリマー材料と組み合わせることによって形成されるコーティング調製品を用いて、内部層又は分離層に直接適用される。 【効果】本発明による製剤の利点として、結腸条件に曝露された際に薬物の放出が加速されること、及び、投与後の薬物放出に及ぼす食事及び/又はアルコールの影響が低減又は除去されることが挙げられる。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
薬物を患者の結腸に送達するための、経口投与用の遅延放出性薬物製剤であって、前記製剤は、 コア及びコア用コーティングを含み、該コアは薬物を含み、該コーティングは外部層、並びに、分離層及び内部層からなる群から選択される、コアと外部層との間の少なくとも1つの層を含み、 前記外部層は、結腸細菌による攻撃を受けやすい第1のポリマー材料と、約pH5以上にpH閾値を有する第2のポリマー材料との混合物を含み、 前記内部層は、腸液又は胃腸液に可溶である第3のポリマー材料を含み、前記第3のポリマー材料は、少なくとも部分的に中和されたポリカルボン酸ポリマー、及び非イオン性ポリマーからなる群から選択され、但し、前記第3のポリマー材料が非イオン性ポリマーである場合、前記内部層は緩衝剤及び塩基から選択される少なくとも1種の添加剤を含み、 前記分離層は、腸液又は胃腸液に可溶な非イオン性ポリマーを含み、 前記外部層は、水性媒体中の前記第1のポリマー材料を有機媒体中の前記第2のポリマー材料と組み合わせることによって形成されたコーティング調製品を用いて、内部層又は分離層に直接適用される、 遅延放出性薬物製剤。
IPC (12件):
A61K 47/32 ,  A61K 47/10 ,  A61K 47/08 ,  A61K 47/14 ,  A61K 47/36 ,  A61K 47/38 ,  A61K 47/04 ,  A61K 47/16 ,  A61K 47/12 ,  A61K 9/36 ,  A61K 9/00 ,  A61K 9/30
FI (12件):
A61K47/32 ,  A61K47/10 ,  A61K47/08 ,  A61K47/14 ,  A61K47/36 ,  A61K47/38 ,  A61K47/04 ,  A61K47/16 ,  A61K47/12 ,  A61K9/36 ,  A61K9/00 ,  A61K9/30
Fターム (25件):
4C076AA95 ,  4C076BB01 ,  4C076DD09 ,  4C076DD26Z ,  4C076DD30Z ,  4C076DD37E ,  4C076DD38E ,  4C076DD40E ,  4C076DD41Z ,  4C076DD46E ,  4C076DD47 ,  4C076DD48Z ,  4C076EE11J ,  4C076EE12J ,  4C076EE16 ,  4C076EE30J ,  4C076EE33J ,  4C076EE36J ,  4C076EE38J ,  4C076EE48J ,  4C076FF25 ,  4C076FF27 ,  4C076FF28 ,  4C076FF31 ,  4C076GG16
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る