特許
J-GLOBAL ID:201503067312708639

筒型防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 笠井 美孝 ,  中根 美枝
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-196767
特許番号:特許第5663068号
出願日: 2013年09月24日
要約:
【課題】装着する作業の容易さと、装着孔からの抜け抗力の増大との、相反する要求を両立して高度に達成せしめ得る、新規な構造の合成樹脂製アウタ筒部材を備えた筒型防振装置を提供する。 【解決手段】筒型防振装置10において、アウタ筒部材14が合成樹脂製とされており、アウタ筒部材14には係止用突起26を有する係止部22が設けられていると共に、係止部22の内周側には凹所20を隔てて当接部24が設けられて、軸方向において当接部24の軸方向先端が係止部22の軸方向先端と同一又は外方に位置せしめられており、係止部22と当接部24との対向面間距離が係止用突起26の突出高さ以上に設定されている一方、係止用突起26に対する外力作用に伴う係止部22の変形量が当接部24への係止部22の当接で制限されることにより、係止用突起26がアウタ筒部材14よりも内周側へ変位することを阻止する制限機構が設けられている。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 インナ軸部材とアウタ筒部材が本体ゴム弾性体で連結された筒型防振装置において、 前記アウタ筒部材が合成樹脂製とされており、該アウタ筒部材の軸方向一方の端部には外周面に係止用突起を有する係止部が設けられていると共に、該アウタ筒部材における該係止部の内周側には軸方向外方に開口する凹所を隔てて当接部が設けられて、該アウタ筒部材の軸方向において該当接部の軸方向先端が該係止部の軸方向先端と同一又は外方に位置せしめられており、 該係止用突起の形成部位における該係止部と該当接部との該凹所を隔てた対向面間距離が、該係止用突起における該アウタ筒部材の外周面からの突出高さ以上に設定されている一方、 該係止用突起の突端に対する軸方向外方への外力作用に伴う該係止部の先端部分の変形量が、該凹所を隔てて対向する該当接部への該係止部の当接で制限されることにより、該係止用突起の突端が該アウタ筒部材の外周面よりも内周側へ変位することを阻止する制限機構が設けられている ことを特徴とする筒型防振装置。
IPC (2件):
F16F 1/38 ( 200 6.01) ,  F16F 1/387 ( 200 6.01)
FI (2件):
F16F 1/38 S ,  F16F 1/387 A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 筒型防振マウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-323440   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • クッション組立体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-304524   出願人:トヨタ自動車株式会社

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