特許
J-GLOBAL ID:201503070022893271

多相モータの制御装置及びそれを用いた電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安形 雄三
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-501113
特許番号:特許第5655975号
出願日: 2013年10月11日
要約:
【要約】 上下段アームスイッチング素子の対から成り、多相モータを駆動する駆動部と、電流値を検出する単一の電流検出回路と、電流値及びキャリア信号に基づいて、2制御周期内で複数の第1の各相PWM信号を生成するPWM信号生成部と、PWM信号生成部が生成する所定相の第1のPWM信号を、2制御周期内での位相のシフト量を徐々に変化させてシフトさせ、駆動部に出力する位相シフト制御部と、電流値に基づいて、多相モータの電流推定値を推定する電流検出オブザーバとを備え、PWM信号生成部は電流推定値及びキャリア信号に基づいて2制御周期内で複数の第2の各相PWM信号を生成し、位相シフト制御部は、直前の制御周期における所定相の位相のシフト量がゼロであり、今回の制御周期における所定相の位相のシフト量がゼロでない場合は、今回の制御周期及び次の制御周期においてシフト量をゼロから徐々に大きくして次の制御周期に第2の各相PWM信号を用いる。
請求項(抜粋):
【請求項1】上段アームスイッチング素子と下段アームスイッチング素子の対から成り、多相モータを駆動する駆動部と、 前記多相モータの電流値を検出する単一の電流検出回路と、 前記電流検出回路で検出される電流値及びキャリア信号に基づいて、2制御周期内で各制御周期毎に第1の各相PWM信号を生成するPWM信号生成部と、 前記PWM信号生成部が生成する所定相の第1のPWM信号を、2制御周期内での位相のシフト量を徐々に変化させてシフトさせ、前記駆動部に出力する位相シフト制御部と、 前記電流検出回路で検出される電流値に基づいて、前記多相モータの電流推定値を推定する電流検出オブザーバと、 を備え、 前記PWM信号生成部は前記電流推定値及び前記キャリア信号に基づいて、2制御周期内で各制御周期毎に第2の各相PWM信号を生成し、 先ずは前記第1の各相PWM信号を用いて前記多相モータを駆動し、 前記位相シフト制御部は、 前記第1の各相PWM信号による制御の制御周期における所定相の位相のシフト量がゼロであり、次の第1の各相PWM信号による制御の制御周期における所定相の位相のシフト量がゼロでない場合は、前記次の第1の各相PWM信号による位相のシフト量に基づき、前記次の第1の各相PWM信号に続く第2の各相PWM信号による制御周期において位相のシフト量をゼロから徐々に大きくしてゆき、前記第2の各相PWM信号を用いることを特徴とする多相モータの制御装置。
IPC (5件):
H02P 6/08 ( 200 6.01) ,  B62D 5/04 ( 200 6.01) ,  B62D 6/00 ( 200 6.01) ,  B62D 101/00 ( 200 6.01) ,  B62D 119/00 ( 200 6.01)
FI (5件):
H02P 6/02 371 H ,  B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  B62D 101:00 ,  B62D 119:00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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