特許
J-GLOBAL ID:201503070990789968
車両用電子制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-251114
公開番号(公開出願番号):特開2015-108944
出願日: 2013年12月04日
公開日(公表日): 2015年06月11日
要約:
【課題】車両用電子制御装置の信頼性向上。【解決手段】ECU11にて、マイコン21のプログラムは、スロットル弁15を制御するための第1レベルのプログラム41と、プログラム41による制御機能をモニタリングし、異常と判定した場合に制御機能を無効化させる遮断信号1を出力するための第2レベルのプログラム42と、プログラム42の実行検査を行って検査結果を監視IC23に出力するためのプログラム43aを含む第3レベルのプログラム43と、を備える。監視IC23は、上記検査結果が期待値と一致しない場合に遮断信号2を出力する。更にマイコン21は、遮断信号3を出力するための動作が、プログラム41のバグによって阻止されてしまうことが予防されたウォッチドッグタイマ回路29を備える。そして、プログラム43には、上記検査結果が期待値と一致しない場合に上記回路29に遮断信号3を出力させるためのプログラム43bが含まれている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
マイコン(21)と、
前記マイコンの動作を監視するためのモニタリングモジュール(23)とを備え、
前記マイコンのCPU(25)が実行するプログラムは、
制御対象(15)を制御するためのプログラムである第1レベルのプログラム(41)と、
前記第1レベルのプログラムによる前記制御対象に対する制御機能が正常か否かをモニタリングすると共に、前記制御機能が異常と判定した場合に前記制御機能を無効化させる第1の遮断信号を出力するための第2レベルのプログラム(42)と、
前記第2レベルのプログラムの実行検査を行って、その検査結果を前記モニタリングモジュールに出力するための検査用プログラム(43a)を含む第3レベルのプログラム(43)と、を備え、
前記モニタリングモジュールは、前記検査結果が該検査結果の期待値と一致しない場合に前記制御機能を無効化させる第2の遮断信号を出力するように構成されている、車両用電子制御装置(11)において、
前記マイコンは、
前記制御機能を無効化させる第3の遮断信号を出力するためのハードウェア回路であって、前記第3の遮断信号を出力するための動作が、前記第1レベルのプログラムのバグによって阻止されてしまうことが予防されたハードウェア回路(29,61)を備え、
前記CPUが実行する前記第3レベルのプログラムには、
前記検査用プログラムによる前記検査結果が該検査結果の期待値と一致しない場合に、前記ハードウェア回路に前記第3の遮断信号を出力させるためのエラー検出プログラム(43b)が含まれていること、
を特徴とする車両用電子制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
5H209AA10
, 5H209CC01
, 5H209DD20
, 5H209GG20
, 5H209HH04
, 5H209JJ05
, 5H209JJ09
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭62-151901
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電子・機構複合装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-324218
出願人:富士通株式会社
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電子制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-101127
出願人:株式会社デンソー
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