特許
J-GLOBAL ID:201503074261668889

シール付転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-199269
公開番号(公開出願番号):特開2015-064088
出願日: 2013年09月26日
公開日(公表日): 2015年04月09日
要約:
【課題】密封装置を圧入する際の軸受内部の圧力上昇を抑制し、密封性の低下や密封装置の損傷が生じにくいシール付転がり軸受ユニットを提供する。【解決手段】静止側円筒部23aの外周面には、径方向外方に突出して外輪の内周面と弾性的に嵌合するガスケット部26を設け、静止側円筒部23aの外周面で外輪の内周面と嵌合する部分には、軸方向に延びる排気溝30aが、周方向に亙って複数設けられている。この排気溝30,30aは、静止側円筒部23aの軸方向外端部に軸方向に開口し、ガスケット部26の近傍で、ガスケット部26に隣接する堰部31aまで延在して形成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
互いに同心に配置された状態で相対回転する回転側軌道輪及び静止側軌道輪と、前記回転側軌道輪と前記静止側軌道輪との互いに対向する周面同士の間に存在する軸受内部空間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、前記軸受内部空間の端部開口を塞ぐ、スリンガ及びシールリングから成る組み合わせシールリングとを備え、前記スリンガは、金属板を断面L字形で全体を円環状に構成し、前記回転側軌道輪の周面に嵌合固定される回転側円筒部を有しており、前記シールリングは、芯金と、この芯金に基端部を支持されたシールリップを有する弾性材とを備え、前記芯金は、金属板を断面L字形で全体を円環状に構成し、前記静止側軌道輪の周面に嵌合固定される静止側円筒部を有しており、前記弾性材は、前記静止側円筒部の軸受外部側の周面を被覆して前記静止側軌道輪の周面と嵌合するガスケット部を備えるシール付転がり軸受ユニットに於いて、 前記シールリングを前記静止側軌道輪に嵌合する際に、前記軸受内部空間と軸受外部とを連通して、前記軸受内部空間の空気を軸受外部に排気する排気溝が、前記静止側円筒部に設けられている事を特徴とするシール付転がり軸受ユニット。
IPC (2件):
F16C 33/78 ,  F16C 19/18
FI (3件):
F16C33/78 Z ,  F16C33/78 K ,  F16C19/18
Fターム (18件):
3J016AA02 ,  3J016AA03 ,  3J016BB03 ,  3J016BB05 ,  3J016BB28 ,  3J016CA02 ,  3J016CA03 ,  3J701AA02 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA73 ,  3J701CA16 ,  3J701EA77 ,  3J701FA13 ,  3J701FA46 ,  3J701GA03
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る