特許
J-GLOBAL ID:201503074394861428

フォトニック結晶共振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 濱中 淳宏 ,  柿沼 健一 ,  特許業務法人 谷・阿部特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-140200
公開番号(公開出願番号):特開2015-014653
出願日: 2013年07月03日
公開日(公表日): 2015年01月22日
要約:
【課題】共振器の共鳴モードにおいて、特定のモードのQ値が、他のモードのQ値よりも極端に小さくなる構造を提供し、フォトニック結晶をベースとしたマイクロキャビティレーザの発振モード数の削減を実現する。【解決手段】基板K1に、空気穴K2が周期的に配列されたフォトニック結晶において、空気穴K2を1列分取り除くことにより線欠陥光導波路を形成し、線欠陥光導波路に、基板K1よりも大きな屈折率を有する媒質K3を埋め込むことにより活性領域Cとし、活性領域Cを挟み込む線欠陥光導波路の2つの領域をミラー領域Mとする共振器を構成する。共振器の共鳴モードを結合して漏えいするように、周期的空気穴K2に追加して空気穴を設けてリーキー導波路を形成し、リーキー導波路は、活性領域の縦共鳴モードフィールドの節または腹となる位置と、リーキー導波路の横モードのモードフィールドの節または腹となる位置とが一致する位置に配置する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
第1の媒質としての基板に、前記第1の媒質よりも屈折率の小さい第2の媒質としての空気穴が周期的に配列されたフォトニック結晶において、前記第2の媒質を1列分取り除くことにより形成された線欠陥光導波路を形成し、該線欠陥光導波路に、前記第1の媒質よりも大きな屈折率を有する第3の媒質を埋め込むことにより、前記第3の媒質が埋め込まれた領域を活性領域とし、当該活性領域を挟み込む前記線欠陥光導波路の2つの領域をミラー領域とする共振器を構成するフォトニック結晶共振器であって、 前記共振器の共鳴モードの一部を結合して漏えいするように、前記共振器の活性領域に隣接して周期的に配置された空気穴に追加して空気穴を設けて形成されたリーキー導波路を備え、 前記リーキー導波路は、活性領域の縦共鳴モードフィールドの節または腹となる位置と、リーキー導波路の横モードのモードフィールドの節または腹となる位置とが一致する位置に配置されていることを特徴とするフォトニック結晶共振器。
IPC (4件):
G02B 6/12 ,  G02B 6/122 ,  H01S 3/08 ,  H01S 3/063
FI (5件):
G02B6/12 Z ,  G02B6/12 N ,  G02B6/12 A ,  H01S3/08 ,  H01S3/06 A
Fターム (15件):
2H147AB15 ,  2H147AB36 ,  2H147BB07 ,  2H147BB08 ,  2H147BF03 ,  2H147BF08 ,  2H147BF13 ,  2H147BF15 ,  2H147BF18 ,  2H147BG01 ,  2H147EA25B ,  2H147FD20 ,  5F172AE26 ,  5F172AM09 ,  5F172CC10
引用文献:
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