特許
J-GLOBAL ID:201503074478250220

遠位吸引機能付き外科用切削器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-200038
公開番号(公開出願番号):特開2015-051274
出願日: 2014年09月30日
公開日(公表日): 2015年03月19日
要約:
【課題】電動かみそり、超小型創面切除器、および解剖器具用の刃を有する吸引を使う外科用器具を提供する。【解決手段】外科用器具は、切削刃の切削窓60,30が被検体から組織を除去できるように、第1の切削刃10と、第1の切削刃内で回転する第2の切削刃9とを備えた、第1の切削刃の吸入開口部40を覆って配置された吸引通路形成部材50を含む。吸引通路形成部材は、入口52、出口56、および入口と出口との間の通路54を含み、出口は吸引開口部と連通し、入口は遠位を向いている。第2の切削刃の内部穴25を通して真空となることにより吸引ツールとして使用できる。この間、吸引開口部と吸引通路形成部材とを通して真空となるように、第1および第2の切削刃の切削窓が互いに整列配置されない状態で第2の切削刃は回転を停止している。【選択図】図4
請求項(抜粋):
外科用器具であって、 近位端部および遠位端部を備えた管状体を有する第1の切削刃であって、第1の切削窓が前記遠位端部付近で前記第1の切削刃の第1の側面に配置され、吸引開口部が前記遠位端部付近で前記第1の切削刃の第2の側面に配置される、第1の切削刃と、 近位端部および遠位端部を備えた管状体を有する第2の切削刃であって、第2の切削窓が前記遠位端部付近で前記第2の切削刃の側面に配置され、前記第2の切削刃が前記第1の切削刃の内側に回転可能に配置され、前記第2の切削刃の内部穴を通して真空があたえられると、前記第1および第2の切削刃の前記第1および第2の切削窓の中に組織が引き込まれ、前記第1の切削刃内で前記第2の切削刃を回転させることによって前記組織が切断される、第2の切削刃と、 前記第1の切削刃の前記吸引開口部を覆って配置された吸引通路形成部材であって、前記吸引通路形成部材が、入口、出口、および前記入口および出口の間の通路を有し、前記出口は前記吸引開口部と連通し、前記入口は遠位方向を向いている、吸引通路形成部材と、 を備え、 前記第1および第2の切削刃の前記第1および第2の切削窓が互いに整列配置されない状態で、前記第2の切削刃が回転を停止している間に、前記第2の切削刃の前記内部穴を真空とすることによって、前記吸引開口部および前記吸引通路形成部材を通して真空が与えられて、前記組織の切断を伴わずに前記組織の吸引が実行される、外科用器具。
IPC (3件):
A61B 17/32 ,  A61B 17/00 ,  A61B 17/16
FI (3件):
A61B17/32 330 ,  A61B17/00 310 ,  A61B17/16
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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