特許
J-GLOBAL ID:201503076488626379

発光装置および電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 上柳 雅誉 ,  渡辺 和昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-176381
公開番号(公開出願番号):特開2015-046280
出願日: 2013年08月28日
公開日(公表日): 2015年03月12日
要約:
【課題】有機EL素子と共振構造を組み合わせた発光装置で、カラーフィルターを用いずに色再現性の低下を防ぐ。【解決手段】反射層12と半透過反射層20間の光路長が発光領域ごとに調整された共振構造を有し、発光層19が第1の波長域と第1の波長域よりも短波長側の第2の波長域との内部発光を行う発光装置E1にて、第1波長域の発光ピーク波長λLINと、第1波長域の共振ピーク波長λLCと、第1波長域の出力波長λLOUTが概ね一致し、かつ、第2波長域の発光ピーク波長λSINと、第2波長域の共振ピーク波長λSCと、第2波長域の出力波長λSOUTは、λSIN>λSOUT>λSCという関係を満たし、発光ピーク波長λSINの発光強度と共振ピーク波長λSC発光強度との積で表される出力波長λSOUTの発光強度が、出力波長λLOUTの発光強度の15%以下となるように、アレイキャビティ層30と発光層31の膜厚が調整されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基板と、 前記基板上に配置された反射層と、 前記反射層上に配置された透明層及び当該透明層上に配置された透明電極層を含むアレイキャビティ層と、 前記アレイキャビティ層上に配置された発光層と、 前記発光層上に配置された半透過反射層とを備え、 前記反射層と半透過反射層との間の光路長が発光領域ごとに調整された共振構造を有し、前記発光層が、第1の波長域と、当該第1の波長域よりも短波長側の第2の波長域との内部発光を行う発光装置であって、 前記内部発光における前記第1波長域の発光ピーク波長をλLIN、前記共振における前記第1波長域の共振ピーク波長をλLC、前記第1波長域の出力波長をλLOUT、 前記内部発光における前記第2波長域の発光ピーク波長をλSIN、前記共振における前記第2波長域の共振ピーク波長をλSC、前記第2波長域の出力波長をλSOUT、 としたとき、 前記第1波長域の発光ピーク波長λLINと、前記第1波長域の共振ピーク波長λLCと、前記第1波長域の出力波長λLOUT、とが概ね一致し、かつ、 前記第2波長域の発光ピーク波長λSINと、前記第2波長域の共振ピーク波長λSCと、前記第2波長域の出力波長λSOUTとは、 発光ピーク波長λSIN>出力波長λSOUT>共振ピーク波長λSC という関係を満たし、 前記発光ピーク波長λSINの発光強度と前記共振ピーク波長λSCの発光強度との積で表される前記出力波長λSOUTの発光強度が、前記出力波長λLOUTの発光強度の15%以下となるように、前記アレイキャビティ層と発光層の膜厚が調整されている、 ことを特徴とする発光装置。
IPC (2件):
H05B 33/24 ,  H01L 51/50
FI (2件):
H05B33/24 ,  H05B33/14 A
Fターム (14件):
3K107AA01 ,  3K107BB01 ,  3K107BB08 ,  3K107CC02 ,  3K107CC07 ,  3K107CC45 ,  3K107DD03 ,  3K107DD10 ,  3K107DD22 ,  3K107DD27 ,  3K107EE33 ,  3K107FF06 ,  3K107FF12 ,  3K107FF13
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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