特許
J-GLOBAL ID:201503078727293851

ポリ塩化ビフェニル類の抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市川 恒彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-150877
公開番号(公開出願番号):特開2015-021869
出願日: 2013年07月19日
公開日(公表日): 2015年02月02日
要約:
【課題】PCB類を含む油性液体から、塩素数が1から10までの広範囲の種類のPCB類を簡単な操作により短時間で抽出できるようにする。【解決手段】硫酸シリカゲルからなる単層の第一層13を備えた第一カラム10と、第一カラム10に対して連結部材30により着脱可能に連結された、酸化ニッケル修飾酸化アルミニウム又は酸化銀修飾酸化アルミニウムを含む第二層23を備えた第二カラム20とからなる抽出用カラム1を用いる。第一層13へ油性液体を添加した後に第一層13へ脂肪族炭化水素溶媒を供給し、当該脂肪族炭化水素溶媒を第一層13と第二層23とにこの順に通過させる。ここまでの間、第一層13の温度を35°C未満に設定する。次に、第二層23に対して脂肪族炭化水素溶媒の通過方向とは逆方向にPCB類を溶解可能な抽出溶媒を供給し、第二層23を通過した抽出溶媒を確保する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ポリ塩化ビフェニル類を含む油性液体から前記ポリ塩化ビフェニル類を抽出するための方法であって、 硫酸シリカゲルからなる単層の第一層へ前記油性液体を添加する工程1と、 前記油性液体が添加された前記第一層へ脂肪族炭化水素溶媒を供給して通過させる工程2と、 金属酸化物修飾酸化アルミニウムを含む第二層へ前記第一層を通過した前記脂肪族炭化水素溶媒を供給して通過させる工程3と、 前記脂肪族炭化水素溶媒が通過した前記第二層へポリ塩化ビフェニル類の抽出溶媒を供給して通過させる工程4と、 前記第二層を通過した前記抽出溶媒を確保する工程5とを含み、 前記金属酸化物修飾酸化アルミニウムは、酸化ニッケルおよび酸化銀からなる群から選ばれた少なくとも一つの金属酸化物により修飾された酸化アルミニウムであり、 工程1および工程2において、前記第一層の温度を35°C未満に設定する、 ポリ塩化ビフェニル類の抽出方法。
IPC (6件):
G01N 30/88 ,  G01N 30/54 ,  G01N 30/46 ,  G01N 1/10 ,  G01N 30/06 ,  G01N 30/40
FI (10件):
G01N30/88 X ,  G01N30/88 101K ,  G01N30/88 201X ,  G01N30/88 101H ,  G01N30/88 101E ,  G01N30/54 F ,  G01N30/46 A ,  G01N1/10 C ,  G01N30/06 Z ,  G01N30/40
Fターム (9件):
2G052AA08 ,  2G052AA39 ,  2G052AB22 ,  2G052AD26 ,  2G052ED07 ,  2G052ED11 ,  2G052GA24 ,  2G052GA27 ,  2G052JA04

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