特許
J-GLOBAL ID:201503085391898225

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-241008
公開番号(公開出願番号):特開2015-101969
出願日: 2013年11月21日
公開日(公表日): 2015年06月04日
要約:
【課題】 作動応答性を向上させることができ、また径方向の体格を小さくすることができるバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 バルブタイミング調整装置5は、スリーブ31から軸方向へ突き出すように当該スリーブ31と一体に形成されている固定ロッド50を備えている。固定ロッド50は、カム軸92の端面に開く収容穴51内に挿入され、スリーブ31の外壁面に開く進角ポート34および遅角ポート35の周方向位置が、ベーンロータ20の内壁面に開く進角油路27および遅角油路28の周方向位置と一致する状態で、収容穴51の小径穴部53の内壁面から突き出すピン55が嵌合孔56と係合することによって周方向の回転が規制されている。そのため、従来のようにスリーブ31の外壁またはベーンロータ20の内壁に環状溝を設ける必要がない。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関(90)の駆動軸(91)から従動軸(92、71)まで駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記従動軸により開閉駆動される吸気弁および排気弁の少なくとも一方のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置(5、70、80)であって、 前記駆動軸および前記従動軸の一方を第1軸とし、他方を第2軸とすると、 前記第1軸の端部において当該第1軸と同軸上に設けられ、前記第2軸と一体に回転可能なハウジング(10)と、 前記ハウジング内に設けられ、前記第1軸と一体に回転可能であり、前記ハウジング内で進角室(23)および遅角室(24)を区画形成し、前記進角室と連通している進角油路(27)、および、前記遅角室と連通している遅角油路(28)を有しているベーンロータ(20)と、 前記ベーンロータの中央部で軸方向へ延びるように筒状に形成され、前記進角油路に連通している進角ポート(34)、および、前記遅角油路に連通している遅角ポート(35)を有しているスリーブ(31)と、 前記スリーブ内で軸方向へ往復移動可能であり、軸方向位置に応じて前記進角ポートおよび前記遅角ポートを開閉可能なスプール(32)と、 前記スリーブから軸方向へ突き出すように当該スリーブと一体に形成され、前記第1軸の端面に開く収容穴(51)内に挿入され、前記進角ポートおよび前記遅角ポートの周方向位置が、前記ベーンロータの内壁面に開く前記進角油路および前記遅角油路の周方向位置と一致する状態で、前記収容穴の内壁面から突き出す突起(55、73)と係合することによって周方向の回転が規制される固定ロッド(50、75、82)と、 を備えることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (1件):
F01L 1/356
FI (1件):
F01L1/34 E
Fターム (12件):
3G018AB02 ,  3G018BA29 ,  3G018BA33 ,  3G018DA52 ,  3G018DA57 ,  3G018DA60 ,  3G018DA70 ,  3G018DA75 ,  3G018DA83 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA14
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る