特許
J-GLOBAL ID:201503087873280094
アデノウイルス生産新規細胞株及びその用途
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
廣田 浩一
, 流 良広
, 松田 奈緒子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-543418
公開番号(公開出願番号):特表2015-500007
出願日: 2012年11月22日
公開日(公表日): 2015年01月05日
要約:
本発明は、(a)動物細胞で作動可能なプロモーター、及び(b)プロモーターに作動的に結合された配列リスト第1配列のE1コーディング変形遺伝子配列を含む発現コンストラクトがゲノムDNAに導入された細胞株に関するものである。本発明によれば、本発明の細胞株は、複製可能アデノウイルス(RCA)の生産可能性が低い新規なアデノウイルス生産細胞株である。本発明のアデノウイルス生産細胞株は、従来のアデノウイルス生産細胞株と比較して、相同組替えによるRCAの生成可能性が低く、これにより、アデノウイルスを利用した遺伝子治療時に、必要なウイルスの量を調節し、アデノウイルスの過剰生産による組織損傷及び毒性作用を阻止することができる。また、従来のアデノウイルス生産細胞株であるHEK293細胞と比較して、優れたアデノウイルス生産能を表わして、時間-及びコスト-経済的な複製不能アデノウイルスを生産することができる。したがって、本発明の細胞株は、複製不能アデノウイルスを効率的に生産し、遺伝子治療時に、安全な有効量のアデノウイルスを提供することができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(a)動物細胞で作動可能であり、アデノウイルスに対して異種性であるプロモーター、及び(b)前記プロモーターに作動的に結合されたアデノウイルスE1コーディング変形遺伝子配列を含む発現コンストラクトがゲノムDNAに導入された細胞株であって、前記E1コーディング変形遺伝子配列は、原始E1遺伝子配列でE1aのTATAシグナル及びE1bのポリアデニル化シグナルが欠け、E1aのコーディング配列、E1aのポリアデニル化シグナル、E1bのTATAシグナル、E1b19Kのコーディング配列、及びE1b55Kのコーディング配列を含むことを特徴とする細胞株。
IPC (8件):
C12N 5/10
, C12P 21/02
, C12N 7/04
, C12N 15/09
, A61K 35/76
, A61P 35/00
, A61K 48/00
, A61K 39/395
FI (8件):
C12N5/00 102
, C12P21/02 C
, C12N7/04
, C12N15/00 A
, A61K35/76
, A61P35/00
, A61K48/00
, A61K39/395 T
Fターム (64件):
4B024AA01
, 4B024BA01
, 4B024BA07
, 4B024BA21
, 4B024BA31
, 4B024BA61
, 4B024BA63
, 4B024CA01
, 4B024CA03
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024DA02
, 4B024DA03
, 4B024EA02
, 4B024FA02
, 4B024FA07
, 4B024GA11
, 4B024HA01
, 4B024HA09
, 4B024HA11
, 4B024HA17
, 4B064AG01
, 4B064AG02
, 4B064AG03
, 4B064AG15
, 4B064AG20
, 4B064AG26
, 4B064AG31
, 4B064CA10
, 4B064CA12
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4B064DA03
, 4B065AA90X
, 4B065AA95X
, 4B065AA95Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA01
, 4B065CA24
, 4B065CA27
, 4B065CA44
, 4B065CA45
, 4C084AA13
, 4C084NA07
, 4C084ZB262
, 4C085AA13
, 4C085AA14
, 4C085BB01
, 4C085BB12
, 4C085CC08
, 4C085DD62
, 4C085EE01
, 4C085GG01
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087AA03
, 4C087BB65
, 4C087BC83
, 4C087CA12
, 4C087NA07
, 4C087ZB26
引用特許:
引用文献: