特許
J-GLOBAL ID:201503090672862347

プーリ溝診断装置付きエレベータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 井上 学 ,  戸田 裕二 ,  岩崎 重美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-224876
公開番号(公開出願番号):特開2015-086031
出願日: 2013年10月30日
公開日(公表日): 2015年05月07日
要約:
【課題】エレベータシステムとして信頼性を向上し、プーリ溝診断をより使い勝手の良いものとする。【解決手段】ガバナプーリ7の回転に伴うパルス信号により乗りかごの速度及び位置検出を行い、乗りかごの位置に対して過速を判定し、過速と判定される場合、乗りかごの停止を行う安全コントローラ14と、1系と2系とで2重化され、それぞれのパルス信号が安全コントローラへ入力されるガバナエンコーダ8と、乗りかご1に取り付けられ、昇降路の各階に設置された遮蔽板を検出することにより乗りかごの位置を検出する位置検出器11と、乗りかご1を昇降させたとき、位置検出器11が遮蔽板12を通過するときの位置データを基に各階の階高データを作成して記憶する階高データ記憶部18と、を備え、乗りかご1が昇降して記憶された各階の階高データを初期データとし、その後作成された階高データと比較し、両者のずれ量が予め設定された数値を超えた場合、摩耗異常であると判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エレベータの乗りかごに連結されたガバナロープによって乗りかごと連動して回転するガバナプーリと、前記ガバナプーリの回転に伴ってパルス信号を発生するガバナエンコーダと、を設け、前記パルス信号によって、前記乗りかごの位置及び速度を検出し、前記ガバナプーリの溝の磨耗異常を判定するプーリ溝診断装置付きエレベータにおいて、 前記パルス信号により前記乗りかごの速度及び位置検出を行い、前記乗りかごの位置に対して過速を判定し、過速と判定される場合、前記乗りかごの停止を行う安全コントローラと、 1系と2系とで2重化され、それぞれの前記パルス信号が前記安全コントローラへ入力される前記ガバナエンコーダと、 前記乗りかごに取り付けられ、昇降路の各階に設置された遮蔽板を検出することにより前記乗りかごの位置を検出する位置検出器と、 前記乗りかごを昇降させたとき、前記位置検出器が前記遮蔽板を通過するときの位置データを基に各階の階高データを作成して記憶する階高データ記憶部と、 を備え、前記乗りかごが昇降して記憶された各階の前記階高データを初期データとし、その後作成された前記階高データと比較し、両者のずれ量が予め設定された数値を超えた場合、摩耗異常であると判定することを特徴とするプーリ溝診断装置付きエレベータ。
IPC (4件):
B66B 5/00 ,  B66B 5/02 ,  B66B 5/04 ,  B66B 3/00
FI (4件):
B66B5/00 G ,  B66B5/02 V ,  B66B5/04 F ,  B66B3/00 R
Fターム (19件):
3F303BA01 ,  3F303CB02 ,  3F303CB08 ,  3F303CB11 ,  3F303CB13 ,  3F303CB15 ,  3F303CB37 ,  3F303FA01 ,  3F304BA13 ,  3F304BA16 ,  3F304BA26 ,  3F304CA13 ,  3F304DA22 ,  3F304DA32 ,  3F304EA05 ,  3F304EA18 ,  3F304EA21 ,  3F304EA26 ,  3F304ED01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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