特許
J-GLOBAL ID:201503092324051028

吸気システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-164893
公開番号(公開出願番号):特開2015-034485
出願日: 2013年08月08日
公開日(公表日): 2015年02月19日
要約:
【課題】 従来の可変吸気システムに使用される吸気制御弁は、合成樹脂製の弁体、およびこの弁体の外周端面に接着剤により接合(接着)されるゴム弾性体製のシールリップ等を備えているが、シールリップを弁体の外周端面に接着固定する接着工程が必要であるため、製造コストが増加するという課題があった。【解決手段】 可変吸気システムは、合成ゴムまたは熱可塑性エラストマー製の弾性シール材4の各弾性結合体54が、貫通孔列31の各貫通孔41を通り抜けて弾性被覆体51、52同士を結合すると共に、各弾性結合体55が、貫通孔列32の各貫通孔42を通り抜けて弾性被覆体51、52同士を結合することにより、合成樹脂製のプレートバルブ2のバルブ周縁部3に接着層を介することなく、弾性シール材4を保持固定できるので、接着工程を廃止できる。これにより、製造コストの上昇を抑えることができる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
(a)内燃機関の吸気通路(10)に連通する流路(12、15)が貫通形成された環状のバルブシート(21、22)と、 (b)このバルブシート(21、22)に接離して前記流路(12、15)を開閉する合成樹脂製のプレートバルブ(2)と、 (c)このプレートバルブ(2)の板厚方向の両側面を被覆するゴム状弾性体製の弾性シール材(4)と を備えた吸気システムにおいて、 前記プレートバルブ(2)は、その周縁方向に延びる環帯状の周縁部(3)、およびこの周縁部(3)を貫通する貫通孔(41〜43)を複数個有する環帯状の貫通孔群(A〜E)を備え、 前記貫通孔群(A〜E)は、前記複数個の貫通孔(41〜43)を前記プレートバルブ(2)の周縁方向に沿うように一列に配列した貫通孔列(31〜33)を、その貫通孔列(31〜33)の配列方向に対して垂直な横列方向に複数列配置して構成されており、 前記貫通孔群(A〜E)における複数列の貫通孔列(31〜33)のうち列の異なる貫通孔列(31〜33)の各貫通孔(41〜43)または隣接する貫通孔列(31〜33)の各貫通孔(41〜43)は、前記貫通孔列(31〜33)の横列方向に一列に並ばないようにオフセット配列され、あるいは前記貫通孔列(31〜33)の配列方向に沿って互い違いに配列されており、 前記弾性シール材(4)は、前記周縁部(3)の表面(25)、裏面(26)を被覆する環帯状の弾性被覆体(51、52)、および前記複数列の貫通孔列(31〜33)の各貫通孔(41〜43)を通り抜けて前記弾性被覆体(51、52)同士を結合する複数の弾性結合体(54〜56)を有していることを特徴とする吸気システム。
IPC (2件):
F02B 27/02 ,  F02M 35/104
FI (2件):
F02B27/02 C ,  F02M35/10 102R
Fターム (10件):
3G031AB05 ,  3G031AC01 ,  3G031AD03 ,  3G031BA14 ,  3G031BA17 ,  3G031BB05 ,  3G031DA32 ,  3G031DA38 ,  3G031EA02 ,  3G031HA07
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)
  • 内燃機関の可変吸気装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-162765   出願人:株式会社マーレフィルターシステムズ
  • 流体制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-138384   出願人:アイシン精機株式会社

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