特許
J-GLOBAL ID:201503094210403970

シート状部材のファン取付部及びそのファン取付部の作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 半田 昌男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-200304
公開番号(公開出願番号):特開2015-065998
出願日: 2013年09月26日
公開日(公表日): 2015年04月13日
要約:
【課題】ファン取付部をシート状部材に容易に作製することができるファン取付部の作製方法を提供する。【解決手段】本発明のファン取付部の作製方法は、シート状部材10に裏地30をあてがい、シート状部材10及び裏地30を、所定の第一の枠状線に沿って縫合する第一工程と、第一の枠状線の内部に開口孔を形成する第二工程と、開口孔と第一の枠状線との間にあるシート状部材10及び裏地30に複数の切り込みを入れる第三工程と、リング状の補強板を、シート状部材10に接するように且つ開口孔を取り囲むように配置した後、裏地30の全体を、開口孔を介して補強板の側に引き出して、第一の枠状線の外側に展開することにより、開口部20を形成する第四工程と、シート状部材10及び裏地30を、開口部20を取り囲むように縫合する第五工程とを具備する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
筒状部と前記筒状部の上端から前記筒状部の側面と略垂直な方向に突出するフランジ部とを有するファン本体と、前記筒状部の外側に差し込むことにより前記フランジ部との間でシート状部材を挟み込んだ状態で前記ファン本体に装着されるリング状部材とを備えるファンを前記シート状部材に取り付けるためのファン取付部を作製するファン取付部の作製方法であって、 前記シート状部材における前記ファン取付部の形成位置に裏地をあてがい、前記シート状部材及び前記裏地を、前記筒状部の外縁の形状と同じかそれより僅かに大きな形状を有する第一の枠状線に沿って縫合する第一工程と、 前記第一工程において前記第一の枠状線に沿って縫合することによって形成された縫い目である縫合部の内部に、前記第一の枠状線の形状より小さな開口孔を形成する第二工程と、 前記開口孔と前記縫合部との間にある前記シート状部材及び前記裏地に、前記開口孔から前記縫合部に向かい且つ前記縫合部に達しないように複数の切り込みを入れる第三工程と、 前記筒状部の外縁の形状よりも僅かに大きい形状の内縁を有する伸縮性のないリング状の補強板を、前記シート状部材に接するように且つ前記開口孔を前記補強板の内縁で取り囲むように配置した後、前記裏地の全体を、前記開口孔を介して前記補強板が配置された側に引き出し、前記第三工程で切り込みが入れられた前記シート状部材の部分である第一切込部及び前記第三工程で切り込みが入れられた前記裏地の部分である第二切込部とともにひっくり返して前記縫合部の外側に折り返すことにより、前記筒状部を挿入する開口部を形成する第四工程と、 前記シート状部材及び前記裏地を前記第一の枠状線の形状よりも大きな形状の第二の枠状線に沿って前記開口部を取り囲むように縫合する第五工程と、 を具備することを特徴とするファン取付部の作製方法。
IPC (4件):
A47C 31/11 ,  A41D 13/002 ,  A47C 7/74 ,  F04D 29/60
FI (4件):
A47C31/11 C ,  A41D13/00 A ,  A47C7/74 ,  F04D29/60 F
Fターム (21件):
3B011AC02 ,  3B011AC03 ,  3B084JA00 ,  3H130AA13 ,  3H130AB02 ,  3H130AB26 ,  3H130AB60 ,  3H130AC11 ,  3H130BA53Z ,  3H130BA96Z ,  3H130BA98Z ,  3H130CA29 ,  3H130DC01X ,  3H130EA04Z ,  3H130EA07A ,  3H130EA07Z ,  3H130EB02Z ,  3H130EC08Z ,  3H130EC17Z ,  3H130ED01Z ,  3H130ED02Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-055142
  • 車両用エアバッグ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-156278   出願人:東洋ゴム工業株式会社

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