特許
J-GLOBAL ID:201503094844204326

ワイヤ放電加工装置、ワイヤ放電加工方法および制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-520090
特許番号:特許第5677629号
出願日: 2013年12月19日
要約:
【要約】 本発明は、被加工物から所望形状の中子を形成することができるワイヤ放電加工装置、ワイヤ放電加工方法および制御装置を得ることを目的とし、ワイヤ放電加工装置において、加工部は、外枠部分になる部材と製品部位になる部材との境界のうちの一部が切り残し部分として残されるよう境界のうちの第1の境界領域を加工し、その後、製品部位になる部材と外枠部分になる部材とが導電性部材で接続された後に、境界のうちの切り残し部分である第2の境界領域を加工することによって外枠部分から製品部位になる部材を切り離すとともに、被加工物を加工する際には、第1の境界領域に対して複数回の加工を繰り返すとともに、第2の境界領域に対して複数回の加工を繰り返し、切り残し部分は、第2の境界領域を加工する際の加工方向に交差する辺を有し、制御装置は、第2の境界領域を加工する際に、交差する辺から加工を開始するよう、加工部を制御する構成とした。
請求項(抜粋):
【請求項1】 ワイヤと被加工物との間に電圧を印加する電源装置と、 前記ワイヤと前記被加工物とを相対移動させることによって前記被加工物を加工し、前記被加工物から外枠部分を切り離すことによって前記被加工物の内側部分であり目標加工形状である製品部位を形成する加工部と、 前記電源装置および前記加工部を制御する制御装置と、 を備え、 前記加工部は、 前記外枠部分になる部材と前記製品部位になる部材との境界のうちの一部が切り残し部分として残されるよう前記境界のうちの第1の境界領域を加工し、その後、前記製品部位になる部材と前記外枠部分になる部材とが導電性部材で接続された後に、前記境界のうちの前記切り残し部分である第2の境界領域を加工することによって前記外枠部分になる部材から前記製品部位になる部材を切り離すとともに、前記被加工物を加工する際には、前記第1の境界領域に対して複数回の加工を繰り返すとともに、前記第2の境界領域に対して複数回の加工を繰り返し、 前記第2の境界領域は、第1の領域と、前記第1の領域への加工を開始する際の助走区間として用いられる第2の領域とを含み、 前記第2の境界領域は、前記第1の領域を加工する際の加工方向に交差する辺を有し、 前記交差する辺上に前記第2の境界領域の加工開始点が設定され、 前記制御装置は、 前記第2の境界領域を加工する際に、前記加工開始点から加工を開始するよう、前記加工部を制御することを特徴とするワイヤ放電加工装置。
IPC (1件):
B23H 7/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
B23H 7/02 H ,  B23H 7/02 R
引用特許:
出願人引用 (2件)

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