特許
J-GLOBAL ID:201503096899498119
定着装置および定着ベルト
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
小川 啓輔
, 稲垣 達也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-204668
公開番号(公開出願番号):特開2015-069094
出願日: 2013年09月30日
公開日(公表日): 2015年04月13日
要約:
【課題】定着ベルトの内面とニップ部材との間を潤滑する潤滑剤が定着ベルトの幅方向の端部から漏出するのを抑制することができる定着装置および定着ベルトを提供する。【解決手段】この定着装置では、加圧ローラ150がニップ板130との間に定着ベルト110を挟んで回転することにより、ニップ板130に潤滑剤を介して内面が接触する定着ベルト110が潤滑剤の潤滑作用を受けて円滑に回転する。その際、定着ベルト110の幅方向において、両端部近傍に位置する第2部分110Bの内面の表面粗さRa2が中間部に位置する第1部分110Aの内面の表面粗さRa1より大きいため、潤滑剤は、定着ベルト110の両端部近傍に位置する第2部分110Bでは流動し難くなる。その結果、定着ベルト110の幅方向の端部から潤滑剤が漏出するのが抑制され、定着ベルト110は良好な潤滑状態で安定して回転する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトの内側に配置される発熱体と、
前記定着ベルトの内面に潤滑剤を介して接触するニップ部材と、
前記ニップ部材との間に前記定着ベルトを挟むことで当該定着ベルトとの間にニップ部を形成するバックアップ部材とを備えた定着装置であって、
前記定着ベルトの内面は、当該定着ベルトの幅方向の中間部に位置する第1部分と、当該第1部分よりも前記幅方向外側に位置する第2部分とを有し、
前記第2部分の表面粗さRa2は、前記第1部分の表面粗さRa1より大きいことを特徴とする定着装置。
IPC (1件):
FI (2件):
G03G15/20 515
, G03G15/20 535
Fターム (10件):
2H033BA11
, 2H033BA12
, 2H033BB03
, 2H033BB13
, 2H033BB18
, 2H033BB30
, 2H033BB33
, 2H033BB34
, 2H033BB38
, 2H033BC03
引用特許: