特許
J-GLOBAL ID：201503097820545873
火花点火式内燃機関の制御システム
出願人/特許権者：
トヨタ自動車株式会社
トヨタ自動車株式会社 について
代理人 (3件)： 高橋 英樹 , 高田 守 , 大西 秀和
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2013-231124
公開番号（公開出願番号）：特開2015-090133
出願日： 2013年11月07日
公開日（公表日）： 2015年05月11日
要約：
【課題】この発明は、混合気の着火性向上に資する火花点火式内燃機関の制御システムを提供することを目的とする。【解決手段】燃焼室14の上壁面の中央部付近に配置され混合気に点火するための点火プラグ32を備える。吸気弁26の開弁期間中に燃料が噴射された場合には噴射燃料が吸気弁26の開口部26bを通って燃焼室14の中央部側に向かうように燃料の噴射方向が設定されたポート燃料噴射弁30を備える。筒内にタンブル流が生成される内燃機関10において、通常のタンブル形状とωタンブル形状との間でエンジン回転速度に応じてタンブル流の形状を変化させることで、点火時の前記点火プラグの周囲のガス流速を制御する。ポート燃料噴射弁30の燃料噴射期間の少なくとも一部を吸気弁26の開弁期間と重ねることでωタンブル形状のタンブル流を生成させる。【選択図】図13
請求項（抜粋）：
燃焼室の上壁面の中央部付近に配置され混合気に点火するための点火プラグを備え、筒内にタンブル流が生成される火花点火式内燃機関の制御システムであって、
吸気ポートに配置され、吸気弁の開弁期間中に燃料が噴射された場合には噴射燃料が当該吸気弁の開口部を通って前記燃焼室の中央部側に向かうように燃料の噴射方向が設定されたポート燃料噴射弁と、
第1タンブル形状と第2タンブル形状との間でタンブル流の形状を変化させることで、点火時の前記点火プラグの周囲のガス流速を制御するガス流速制御手段と、
を備え、
前記第1タンブル形状は、点火時の前記点火プラグの周囲におけるガスの流れ方向が圧縮行程後半において吸気弁側から排気弁側に向かう方向となるものであって、
前記第2タンブル形状は、筒内ガスが圧縮行程において圧縮されていく過程で、前記燃焼室を上方から見て回転方向が互いに逆となる2つのスワール流成分を有するタンブル流に変化することで、前記ガスの流れ方向が圧縮行程後半において前記吸気弁側から前記排気弁側に向かう方向から前記排気弁側から前記吸気弁側に向かう方向に反転するものであって、
前記ガス流速制御手段は、前記ポート燃料噴射弁の燃料噴射期間の少なくとも一部を前記吸気弁の開弁期間と重ねることで前記第2タンブル形状のタンブル流を生成させることを特徴とする火花点火式内燃機関の制御システム。
IPC (5件)：
FI (7件)：
F02B31/00 301F
, F02B23/08 Q
, F02B23/08 E
, F02B23/10 D
, F02D41/02 301G
, F02D41/02 335
, F02D41/04 301F
Fターム (16件)：
3G023AA01
, 3G023AA18
, 3G023AB03
, 3G023AC02
, 3G023AC05
, 3G023AD06
, 3G301HA01
, 3G301HA04
, 3G301HA09
, 3G301HA17
, 3G301JA23
, 3G301KA23
, 3G301LB02
, 3G301LB04
, 3G301MA11
, 3G301MA19
引用特許：
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