特許
J-GLOBAL ID:201503098351873178

車載用電子制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾 ,  吉澤 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-191294
公開番号(公開出願番号):特開2015-060239
出願日: 2013年09月17日
公開日(公表日): 2015年03月30日
要約:
【課題】不揮発性メモリの一過性故障と定常的な故障を区別して、確実に故障判定を行える車載用電子制御装置を得る。【解決手段】RAM130上のデータを用いて、被制御装置140を制御する制御プログラム121を有するCPU110は、イグニッションキー141がONからOFFになったとき、複数の領域を有する不揮発性メモリ170にRAM130上のデータを退避させ、イグニッションキー141がONになって不揮発性メモリ170からデータを読み出したとき、不揮発性メモリ故障判定プログラム123により、いずれかの領域のデータ破損を検知した場合には当該領域を初期化するとともに、不揮発性メモリ170の複数の領域のうちのいくつかの領域に配置された故障判定カウンタをカウントアップし、いずれかの故障判定カウンタの値が所定値に達したとき、不揮発性メモリ170の故障と判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
イグニッションキーがオンの通電状態で、RAM上のデータを使用して車両の被制御装置を制御する制御手段、 この制御手段によって使用されるRAM上のデータを、非通電状態の間、退避させるための複数の領域を有する不揮発性メモリ、 上記イグニッションキーがオフに変ったとき動作し、上記制御手段によって使用されたRAM上のデータを上記不揮発性メモリに書込む書込み手段、 上記不揮発性メモリに格納されたデータを読出す読出し手段、 及びこの読出し手段によって読出されたデータをチェックし、上記不揮発性メモリの故障判定を行う故障判定手段を備え、 上記不揮発性メモリの複数の領域のうちのいくつかの領域は、上記不揮発性メモリで発生したデータエラーの回数をカウントする故障判定カウンタを格納し、 上記故障判定手段は、上記不揮発性メモリのいずれかの領域の上記故障判定カウンタの値が所定値に達した場合に上記不揮発性メモリの故障と判定することを特徴とする車載用電子制御装置。
IPC (1件):
G06F 12/16
FI (2件):
G06F12/16 310C ,  G06F12/16 340Q
Fターム (7件):
5B018GA04 ,  5B018GA05 ,  5B018HA12 ,  5B018KA01 ,  5B018NA06 ,  5B018QA05 ,  5B018RA03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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