特許
J-GLOBAL ID:201503098597593468

圧着端子の電線に対する接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 特許業務法人栄光特許事務所 ,  本多 弘徳 ,  北島 健次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-057086
公開番号(公開出願番号):特開2015-065145
出願日: 2014年03月19日
公開日(公表日): 2015年04月09日
要約:
【課題】余分な工数をかけないで確実な止水性を確保することができるようにする。【解決手段】圧着端子10の断面U字状に形成された電線接続部20の内面に、電線の導体露出部に対応する位置に開口部34を有した止水シート30が配置され、導体露出部の前端Wap1が、止水シートの前端30aよりも後側で導体圧着部21の内面に突出する凸条29よりも後側に位置し、且つ、被覆の付いた部分の前端Wb1が止水シートの後端30bよりも前側に位置するように、電線の端末部が電線接続部に配置された状態で、電線接続部が電線の端末部に対して加締められ、それにより、止水シートに形成された開口部34を通して、圧着端子の導体圧着部と電線の導体露出部とが圧着接続されている。【選択図】図5
請求項(抜粋):
導体と、前記導体を覆う被覆と、を有する電線と、 相手側端子に電気的に接続されるための電気接続部が前部に形成され、前記電線の端末部に圧着される電線接続部が後部に形成された圧着端子と、 を備え、 前記電線接続部は、前記電線の端末部の被覆が除去されて導体が露出した導体露出部に圧着される導体圧着部と、前記電線の端末部に残された被覆の一部に圧着される被覆圧着部と、を有し、前記導体圧着部が前側に、前記被覆圧着部が後側に形成され、該導体圧着部の前端から該被覆圧着部の後端まで連続する断面U字状に形成され、 前記電線の端末部に圧着された状態の前記電線接続部が、前記導体露出部の前端よりも前方側から前記被覆の一部の前端よりも後方側までを覆う、 前記圧着端子の前記電線に対する接続構造であって、 前記電線接続部の内面に配置された、前記導体露出部に対応する位置に開口部を有する止水シートをさらに備え、 前記止水シートは、該止水シートの前端が前記導体露出部の前端よりも前側に位置し、該止水シートの後端が前記被覆の一部の前端よりも後側に位置し、 前記導体圧着部には、U字状の内周面に沿って凸条が形成され 前記電線の端末部に圧着された状態の前記電線接続部は、前記凸条が前記止水シートの前端と前記導体露出部の前端との間に位置し、前記止水シートに形成された前記開口部を通して、前記導体圧着部と前記導体露出部とが電気的に接続されると共に、前記導体圧着部と前記導体露出部との接続部分の前後が前記止水シートによって塞がれることを特徴とする圧着端子の電線に対する接続構造。
IPC (2件):
H01R 4/18 ,  H01R 4/64
FI (2件):
H01R4/18 A ,  H01R4/64 A
Fターム (10件):
5E085BB01 ,  5E085BB12 ,  5E085CC03 ,  5E085DD13 ,  5E085EE04 ,  5E085EE09 ,  5E085FF01 ,  5E085GG04 ,  5E085JJ13 ,  5E085JJ38
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 圧着端子、接続構造体及びコネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-221367   出願人:古河電気工業株式会社, 古河AS株式会社
  • 圧着端子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-270761   出願人:住友電装株式会社
  • ワイヤハーネス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-060719   出願人:古河電気工業株式会社, 古河AS株式会社

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