特許
J-GLOBAL ID:201503098713075186

鉄または鉄合金の表面硬化方法及び装置、鉄または鉄合金の表面硬化構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人北青山インターナショナル
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-154704
公開番号(公開出願番号):特開2015-025161
出願日: 2013年07月25日
公開日(公表日): 2015年02月05日
要約:
【課題】炭素鋼のような安価な鋼材から、十分に高い表面硬度を有し且つ熱処理ひずみや寸法変化が少ない部品を得ることができる鉄または鉄合金の表面硬化方法及び装置、及びそれにより得られる鉄または鉄合金の表面硬化構造を提供する。【解決手段】アンモニアガスが供給される加熱室内に被処理品を送入し、加熱室の温度を鉄-窒素系平衡状態図のオーステナイトと鉄窒化物(Fe4N)の混相域温度にして被処理品の表面窒素濃度がFe16N2の窒素濃度となるように浸窒した後、被処理品を急冷及び再加熱することにより、被処理品表面にFe16N2と窒素マルテンサイトの2層構造を生成する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
鉄または鉄合金にて構成される被処理品に窒素を侵入・拡散・固溶させた後、急冷及び再加熱により被処理品表面を硬化させる処理方法であって、 アンモニアガスが供給される加熱室内に被処理品を送入し、前記加熱室の温度を被処理品の鉄-窒素系平衡状態図のオーステナイトと鉄窒化物(Fe4N)の混相領域の所定温度に昇温して前記被処理品の表面窒素濃度がFe16N2の窒素濃度となるように浸窒した後、前記被処理品を急冷し再加熱することにより、被処理品表面にFe16N2と窒素マルテンサイトの2層構造を生成することを特徴とする鉄または鉄合金の表面硬化方法。
IPC (1件):
C23C 8/26
FI (1件):
C23C8/26
Fターム (3件):
4K028AA02 ,  4K028AC07 ,  4K028AC08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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