特許
J-GLOBAL ID:201503099737850349

連鋳鋳片の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  亀松 宏 ,  中村 朝幸 ,  永坂 友康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-158077
公開番号(公開出願番号):特開2015-027687
出願日: 2013年07月30日
公開日(公表日): 2015年02月12日
要約:
【課題】鋳片表層の密度が内層に比べて高い複層鋳片を、表層と内層と境界部が明りょうで、かつ境界部に粗大な気泡の発生がなく安定して製造できるようにする。【解決手段】鋳型の上部に鋳型内溶鋼の電磁攪拌装置を設置し、該電磁攪拌装置の下方に間隔を置いて電磁ブレーキ装置を設置した連続鋳造装置を用いて複層鋳片を鋳造するにあたり、電磁攪拌装置によって形成された旋回流の領域に、タンディッシュから浸漬ノズルを通して鋳型内に供給される溶鋼よりも密度の高い溶鋼の領域を形成し、さらに、電磁ブレーキ装置により印加される直流磁界の領域内に前記浸漬ノズルの吐出孔を配置して、該吐出孔から浸漬ノズルの側方に下向き45°から上向き10°以下の吐出角度で溶鋼を吐出しつつ鋳造することにより、鋳片表層の密度が内層に比べて高い鋳片とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鋳型の上部に鋳型内溶鋼の電磁攪拌装置を設置し、該電磁攪拌装置の下方に電磁ブレーキ装置を設置した連続鋳造装置を用いて複層鋳片を鋳造する方法において、 前記電磁攪拌装置によって形成された水平方向の旋回流の領域に、タンディッシュから浸漬ノズルを通して鋳型内に供給される溶鋼よりも密度の高い溶鋼の領域を形成し、 前記電磁ブレーキ装置により印加される直流磁界の領域内に前記浸漬ノズルの吐出孔を配置して、該吐出孔から浸漬ノズルの側方に下向き45°から上向き10°以下の吐出角度で溶鋼を吐出しつつ鋳造することにより、鋳片表層の密度が内層に比べて高い鋳片とすることを特徴とする複層鋳片の製造方法。
IPC (5件):
B22D 11/00 ,  B22D 11/04 ,  B22D 11/11 ,  B22D 11/115 ,  B22D 11/108
FI (6件):
B22D11/00 N ,  B22D11/04 311J ,  B22D11/11 D ,  B22D11/115 A ,  B22D11/108 D ,  B22D11/108 B
Fターム (7件):
4E004AA09 ,  4E004MB11 ,  4E004MB12 ,  4E004MB14 ,  4E004NB01 ,  4E004NB02 ,  4E004NC04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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