研究者
J-GLOBAL ID:201601013340638911
更新日: 2024年11月11日
氣駕 恒太朗
キガ コウタロウ | Kiga Kotaro
所属機関・部署:
職名:
室長
ホームページURL (1件):
https://kaken.nii.ac.jp/d/r/90738246.ja.html
研究キーワード (5件):
バクテリオファージ
, 細菌学
, 遺伝子工学
, ファージセラピー
, 薬剤耐性菌
競争的資金等の研究課題 (21件):
- 2024 - 2026 CRISPR-Cas搭載ファージ技術を活用した細菌ゲノム疫学解析法の実用化に向けた開発研究
- 2021 - 2026 クラスター型ナノバイオロジクスによる革新的抗菌療法の開発
- 2021 - 2024 コリバクチン産生菌除去による大腸がん予防技術の開発-非ヒト霊長類を用いて-
- 2021 - 2023 細菌叢乱れに起因する疾病の克服に向けた細菌叢編集技術の開発
- 2020 - 2023 薬剤耐性菌を殺菌する広宿主域バイオロジクスの開発
- 2020 - 2023 薬剤耐性菌対策に資する新規遺伝子検査法・抗菌治療法の開発研究
- 2020 - 2022 高い殺菌活性能を有するCRISPR-Cas13aを利用した細菌感染制御法の開発
- 2020 - 2021 バクテリオファージの疾患治療への応用
- 2020 - 2021 バクテリオファージを用いた新規殺菌技術の開発
- 2021 - 細菌感染症創薬に向けた新規抗菌カプシドの技術基盤の創出
- 2021 - 腸内細菌叢から狙った細菌を選択的に除去する医薬品の開発に向けた新規殺菌技術の開発
- 2018 - 2020 バクテリオファージを用いた追撃型抗菌治療法の開発
- 2017 - 2019 RNA標的型CRISPRシステム搭載ファージを用いた新規抗菌療法の開発
- 2018 - 2019 重点助成
- 2018 - 2019 バイオ技術を基盤とする先端医療に関する研究
- 2017 - 2019 薬剤耐性菌に対する新規追尾型抗菌治療法の開発
- 2016 - 2018 ピロリ菌の病原性遺伝子塊に存在するsRNAの機能解明
- 2015 - 2017 ヘリコバクターピロリ新規エフェクターRNAの探索
- 2016 - 2017 ピロリ菌の外膜小胞に含まれるRNAの同定とその機能解明
- 2014 - 2016 ピロリ菌が分泌するエフェクター様RNAの探索と解析
- 2008 - 2010 赤痢菌感染におけるmicroRNAの機能解明
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論文 (95件):
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Aa Haeruman Azam, Kohei Kondo, Kotaro Chihara, Tomohiro Nakamura, Shinjiro Ojima, Wenhan Nie, Azumi Tamura, Wakana Yamashita, Yo Sugawara, Motoyuki Sugai, et al. Evasion of antiviral bacterial immunity by phage tRNAs. Nature Communications. 2024
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Feng-Yu Li, Xin-Ee Tan, Yuzuki Shimamori, Kotaro Kiga, Srivani Veeranarayanan, Shinya Watanabe, Yutaro Nishikawa, Yoshifumi Aiba, Yusuke Sato'o, Kazuhiko Miyanaga, et al. Phagemid-based capsid system for CRISPR-Cas13a antimicrobials targeting methicillin-resistant Staphylococcus aureus. Communications biology. 2024. 7. 1. 1129-1129
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Longzhu Cui, Shinya Watanabe, Kazuhiko Miyanaga, Kotaro Kiga, Teppei Sasahara, Yoshifumi Aiba, Xin-Ee Tan, Srivani Veeranarayanan, Kanate Thitiananpakorn, Huong Minh Nguyen, et al. A Comprehensive Review on Phage Therapy and Phage-Based Drug Development. Antibiotics. 2024. 13. 9. 870-870
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Yuzuki Shimamori, Xin-Ee Tan, Feng-Yu Li, Yutaro Nishikawa, Shinya Watanabe, Teppei Sasahara, Kazuhiko Miyanaga, Yoshifumi Aiba, Srivani Veeranarayanan, Kanate Thitiananpakorn, et al. Efficient synthesis of CRISPR-Cas13a-antimicrobial capsids against MRSA facilitated by silent mutation incorporation. Scientific reports. 2024. 14. 1. 16225-16225
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Azumi Tamura, Aa Haeruman Azam, Tomohiro Nakamura, Kenichi Lee, Sunao Iyoda, Kohei Kondo, Shinjiro Ojima, Kotaro Chihara, Wakana Yamashita, Longzhu Cui, et al. Synthetic phage-based approach for sensitive and specific detection of Escherichia coli O157. Communications Biology. 2024. 7. 1
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MISC (13件):
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「感染研が“細菌vsファージ”の攻防を解明、ファージ製剤の実用化へ成果」. 日経バイオテク(https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/052000031/062800117/). 2023
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日紫喜隆行, 森田武志, 赤澤大輔, 大橋啓史, 朴ウンシル, 片岡紀代, 御舩淳紀, 塩野谷果歩, 塩野谷果歩, 土本佳奈, et al. エムポックスウイルス複製に関与するイノシン一リン酸デヒドロゲナーゼの同定と創薬標的としての可能性. 日本ウイルス学会学術集会プログラム・予稿集(Web). 2023. 70th
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崔 龍洙, 氣駕 恒太朗, 渡邊真弥. 国内外ファージ研究の状況と推進すべき研究開発戦略に関する提言. JST-CRDS(研究開発の俯瞰報告書). 2021
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https, biotechscope.com/our-top-synthetic-biology-articles-of. 英国の情報サイトBioTechScopeにて、論文(Kiga et al. 2020 Nat Commun)の記事が2020の合成生物学分野で第2位。. BioTechScope. 2020
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特定遺伝子持つ細菌を狙い撃ちする殺菌技術開発 検査に応用も 自治医大グループ. 毎日新聞(https://mainichi.jp/articles/20200616/k00/00m/040/055000c). 2020
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特許 (5件):
書籍 (6件):
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古くて新しい医術:ファージ療法
バイオミディア・生物工学会誌 2021
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耐性菌に対する抗菌ファージ技術
Medical Science Digest・ニューサイエンス社 2021
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ファージテクノロジーと現代医療
実験医学・羊土社 2020
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ファージと現代医学
Precision Medicine・北隆館 2019
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H. pylori慢性感染におけるmiR-210のエピジェネティックな抑制が、胃上皮細胞の増殖を亢進させる
分子消化器病・先端医学社 2015
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講演・口頭発表等 (92件):
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ファージ療法は薬剤耐性菌問題の救世主か?基礎研究が明かす真実
(第53回薬剤耐性菌研究会 2024)
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ファージ防御システムがファージ感染を検知する機能的多様性
(ファージ研究会・日本ファージセラピー研究会 2024年度合同研究集会 2024)
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バンコマイシン耐性腸球菌感染マウスにおけるファージ療法の検討
(ファージ研究会・日本ファージセラピー研究会 2024年度合同研究集会 2024)
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ファージ合成法を利用したTmn防御システムの攻略
(ファージ研究会・日本ファージセラピー研究会 2024年度合同研究集会 2024)
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ファージのゲノム比較による新規ファージ防御システム阻害因子の発見
(ファージ研究会・日本ファージセラピー研究会 2024年度合同研究集会 2024)
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学歴 (3件):
- 2007 - 2011 東京大学 医学部 病因・病理学専攻
- 2005 - 2007 東京大学 工学系研究科 化学生命工学専攻
- 2001 - 2005 東京大学 工学部 化学生命工学科
学位 (1件):
経歴 (8件):
- 2022/04 - 現在 自治医科大学 医学部 感染・免疫学講座 細菌学部門 客員教授
- 2022/01 - 現在 厚生労働省 国立感染症研究所 治療薬・ワクチン開発研究センター 室長
- 2021/06 - 2022/01 自治医科大学 医学部 感染・免疫学講座 細菌学部門 准教授
- 2016/09 - 2021/05 自治医科大学 医学部 感染・免疫学講座 細菌学部門 講師
- 2014/11 - 2016/08 東京大学医科学研究所 感染症国際研究センター 細菌学分野 特任助教
- 2014/03 - 2014/10 東京大学医科学研究所 感染症国際研究センター 細菌学分野 特任研究員
- 2011/04 - 2014/02 Max-Planck-Institute of Immunobiology and Epigenetics 博士研究員
- 2008/04 - 2011/03 日本学術振興会特別研究員(DC1)
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受賞 (4件):
- 2022/03 - 黒屋奨学賞 細菌感染症におけるRNAの機能解明と抗菌治療への応用 日本細菌学会
- 2021 - 自治医科大学医学部最優秀論文賞
- 2019 - JMUシンポジウム講演優秀賞
- 2014 - 東京大学医科学研究所 創立記念ベストポスター賞
所属学会 (6件):
日本感染症学会
, 日本ファージセラピー研究会 (https://sites.google.com/view/jp-phage-therapy)
, 日本ブドウ球菌研究会
, 日本化学療法学会
, ファージ研究会
, 日本細菌学会
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