抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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生体細胞に及ぼす遊離塩素の影響を調べる1つのモデル実験として,ヒト血球の機能にあたえる次亜塩素酸の影響について検討.その結果,赤血球は1ppm以外の低濃度の次亜塩素酸で溶血をおこす.植物性血球凝集素(pHAs)による赤血球凝集反応は次亜塩素酸により増大.ヒト末梢血リンパ球は次亜塩素酸で,その死亡率が増大し,次亜塩素酸の存在下PHA-M添加で培養すると核が破壊された細胞が増大する,これらの結果から,次亜塩素酸が赤血球に対して血液型作用決定基あるいはその周囲に作用し,赤血球凝集活性に変化を与えると考えられる:参5