抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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イソアミラーゼの工業的生産に適する細菌の分離,検索を目的として,保存菌株中から5種(Aerobacter ae-rogenes ATCC9621,Pseudomonas sp.SB-15,Lacto-bacillus Plantarum ATCC8008,Nocardia corallina ATCC4273,Micrococcus lysodeifeticus ATCC4698)の細菌につき酵素の性質とでんぷんへの作用を調べた.その結果,Pseudomonas,Aerobacter以外にもイソアミラーゼ活性をもつものがあることを認め,その酵素の性質は他のものに比べ異なった.すなわち,Nocardiaは最適pH6.5で,Lactobacillusの酵素は最適温度が他のものよりやや高い(失活100%は60°C).グリコーゲンに対し,Nocardiaの酵素は作用しにくく,Micrococcusの酵素はまったく作用しなかった.またPseudomonas以外の酵素は,いずれもプルランに作用するプルラナーゼを有した:参23