抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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不透水性の基盤上に水平に分布する異質の2地層を想定して,有限要素法で数値解析した。下層が液状化した場合を考え,付随する現象を1次元と仮定し,間げき水圧についてTerzaghiの圧密理論を適用した。問題は,両層の透水,体積変化,圧密の各係数の相違を考慮し,地下水位,層厚,間げき水圧などの初期条件の相違による影響についても検討した。上層のせん断強さは,液状化に伴う上向きの浸透によって低下し,その度合は透水性の増大によって最小化される。上層の液状化防止には,せん断強さを増加させる工法が有効である;写図20参10