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J-GLOBAL ID：201602000660968889   整理番号：68A0334585

トマトの高温障害に対する二,三の生長調節物質の影響

著者 (1件)： 岩堀修一 (東大(農))
資料名： 園芸学会雑誌  (Journal of the Japanese Society for Horticultural Science)
巻： 37  号： 2  ページ： 143-147  発行年： 1968年 
JST資料番号： F0626A  ISSN： 0013-7626  CODEN： EGKZA9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 高温処理とp-クロルフェノキシ酢酸(I),ジベレリン酸,N⁶-ベンジルアデニン(II)の3種の生長調節物質がトマトの着果,収量に及ぼす影響を検討.40°C,5時間の高温処理により着果,収量はともに減少したが,開花後高温にあった花ではIまたはI+IIの散布で着果,収量が増加し,つぼみの時高温にあった花ではとくにI+II散布の効果が顕著.40°C,4時間の高温処理では第1花房の収量が減少したが,IまたはI+IIの散布で第1,第2花房の収量が著しく増加し対照区より高値.I,I+IIの散布で空胴花の出現が増加したが,これは高温処理とは無関係:参15

引用文献 (15件)：

• 1. CRANE, J. C. 1965. Kinin-induced parthenocarpy in the fig Ficus carica L. Science 147: 1468-1469.
• 2. ENGELBRECHT, L. und K. MOTHES. 1960. Kinetin als Factor der Hitzeresistenz. Ber. Deut. Bot. Ges. 79: 246-257.
• 3. ENGELBRECHT, L.•K. MOTHES. 1964. Weitere Untersuchungen zur experimentellen Beeinflussung der Hitzewirkung bei Blättern von Nicotiana rustica. Flora 154: 279-298.
• 4. 藤村 良. 北野辰行. 森 俊人. 伊藤純吉. 1962. トマトの奇型果に関する研究 (第1報) ホルモン濃度, ホルモン処理時期および高温の影響, 兵庫農試研報. 10: 63-64.
• 5. 藤村 良. 森 俊人. 伊藤純吉. 藤本治夫. 1965. トマトの奇型果に関する研究 (第4報) 着果ホルモン剤の処理時期および高温が空胴果の発生に及ぼす影響. 兵庫農試研報. 13: 63-68.

タイトルに関連する用語 (5件)： トマト ,  高温障害 ,  生長 ,  調節 ,  物質