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J-GLOBAL ID:201602001096439605   整理番号:73A0381969

ニフルミン酸の薬理学的研究特にフェナメート類との比較 I 抗炎症作用および鎮痛作用

著者 (6件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 662-682  発行年: 1972年 
JST資料番号: G0740A  ISSN: 0015-5691  CODEN: NYKZA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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一連の抗炎症試験と鎮痛試験を行ない.ニフルミン酸(NA)とフェナメート類との作用を比較検討.毛細血管透過性こう進に対してNAはフルフェナミン酸(FA)と同程度の抑制作用を示し,メフェナミソ酸(MA)はやや弱かった.急性浮しゅに対してはNA,FA,MA,フェニルブタゾン(PB)ともにほぼ同等の抑制作用を示し肉芽増殖に対してはFAとPBがほぼ同等の抑制作用を示し,MAは弱くNAはその中間的効力であった.アジュバント関節炎に対してはFAとPBが強い抑制を示し,NAとMAの作用は弱く,鎮痛作、用はMAが強く,次いでNAが強く,FAは弱かった.よってNAはリウマチなどの慢性炎症に対しても効果を有するがその作用ばFAより弱く,むしろ急性炎症に対する鎮痛抗炎症薬としてMAと同様な臨床適用を有するものと思われる:参19
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