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J-GLOBAL ID:201602002149877916   整理番号:73A0405426

食味の異なる水稲品種の米粒におけるりん酸の形態

著者 (3件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 148-153  発行年: 1973年 
JST資料番号: G0811A  ISSN: 0011-1848  CODEN: NISAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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米粒各部分に含まれるりん酸の形態を調査し,食味との関連を考察するため,コシヒカリ,レイメイなどを供試し,開花11日後,25日後に収穫した米粒と35日後に収穫して120日室内貯蔵した米粒を白米,ぬか,はい芽に分離し,それぞれに含まれるりん酸含量を調べた.美味品種の玄米,白米中の無機りんはでんぷん,蓄積速度が早い登熱中期には多く,でんぷんの蓄積が完了した登熟末期には少なく,貯蔵中には各品種とも著しく減少.糖りん,フィチン態りんは登熟,貯蔵の進行とともに増加.美味品種のぬかによフィチン態りんが特に多かっと.核酸りんは登熟,貯蔵に伴い減少しか.美味品種の白米には核酸りんは少なく,二の傾向は登熟初期にとくに顕著.りん胆質態りんは登熟,貯蔵に伴い玄米中に増加し,特に登熟後期の白米中と貯蔵中のぬかに増加:参19
引用文献 (19件):
  • 1.相見霊三•昆野昭晨 1958.作物の登熟機構に関する生理的研究, 稲種実内における燐酸化合物の動態について. 日作紀. 26:228-230.
  • 2.相見霊三•藤巻和子 1960.同上, (X) 水稲種実内におけるりん酸の組織的分布と登熟に伴う消長および「りん酸小体」について, 日作紀. 29:11-14.
  • 3.茶村修吾•本田康邦•飯田耕平•坪川藤夫 1970.米の食味と土壌型との関係 (続) 米粒の化学的性質との関係. 日作紀. 39 (別号1) :53.
  • 4.茶村修吾•本田康邦•飯田耕平•坪川藤夫 1972.米の食味と土壌型との関係, 第2報, 米粒の物理化学的性質と食味との関係. 日作紀. 41:244-249.
  • 5.茶村修吾•金森松夫•藤原国雄•小武キミ 1971水稲の食味と燐酸の形態との関係. 日作紀. 40: (別号1) :9.
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