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J-GLOBAL ID：201602002509298505   整理番号：73A0291043

ニチノール(TiNi)について

著者 (1件)： 本間敏夫
資料名： 日本金属学会会報  (Bulletin of the Japan Institute of Metals)
巻： 12  号： 3  ページ： 157-171  発行年： 1973年 
JST資料番号： F0163A  ISSN： 0021-4426  CODEN： NKZKAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 形状記憶効果の発見で大きな注目を集めたTiNi化合物に関する研究報告の集録。TiNi化合物は金属間化合物としては異常とも思えるほどの良加工性を有し,ほぼ600°Cまでは温度の上昇とともに弾性定数が増大するという特殊な物質で,耐食性,耐熱性,耐摩耗性にすぐれている材料として実用的にも注目されている。この平衡状態図,相変態についての研究を紹介したのち,その変態に伴う物性の変化として,電気抵抗,ホール係数,磁化率,弾性定数と内耗,比熱,熱膨張,機械的性質,形状記憶効果について記述している;写図31参77

シソーラス用語： Hall効果 ,  加工性 ,  金属間化合物 ,  形状記憶効果 ,  磁化率 ,  状態図 ,  耐食性 ,  耐熱性 ,  耐摩耗性 ,  電気抵抗 ,  熱膨張 ,  比熱
準シソーラス用語： ニッケル-チタン合金 ,  弾性率 ,  変態〔金属〕

引用文献 (77件)：

• (1) W. J. Buehler, J. V. Gilfrich and K. C. Wiley: J. Appl. Phys., 34 (1963), 1467.
• (2) 本間敏夫: 金属36 (1966), 44.
• (3) 本間敏失: 固体物理, 1 (1966), 3.
• (4) M. Hansen: Constitution of Binary Alloys, Mc Graw-Hill Book Co.,(1958), 1050.
• (5) W. Roster: Trans. AIME, 194 (1952), 209.

タイトルに関連する用語 (2件)： ニチノール ,  TiNi