抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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9種のフェノール系抗酸化剤について検討した結果,展開溶剤としてアルコール系を用いるとそのRf値はほとんど0.7~1.0の間を示し,分離の目的を達しなかったが,比較的極性の小さい溶媒としてベンゼン・エーテル(1:2).クロロホルム・エーテル(1:3)を用いて一次元および二次元の展開を行ったところ好結果を得た.呈色は2・6ジクロルヒノンモノクロルイミドが鮮明で,BHAの食品中からの回収率は80~92%であった.