抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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連続緩和不連続緩和同時測定法を用いて油変性フェノール樹脂の硬化反応と分解反応を分離し,その各々について組成依存性,温度依存性を検討.その結果,200°C付近を境にして低温側(R-1)と高温側(R-2)とでは硬化反応機構が異なるのが見られ,これまで行なってきた動的弾性率測定法の結果と良い一致を示した.分解反応も硬化反応に対応して200°C付近を境にしてR-1とR-2とに分離されるが,両領域とも橋かけ点が単独または優先的に切断する形式であることが判明.210°C以上の高温側の硬化反応によって多量に生成するフェノール分子とシナキリ油分子との橋かけ点はシナキリ油分子どうしの橋かけ点よりも熱的に安定で切断しにくいことを推定:参9