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J-GLOBAL ID:201602003742172674   整理番号:65A0246200

色素を用いた簡便γ線量検出器

著者 (4件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 300-302  発行年: 1965年 
JST資料番号: G0494A  ISSN: 0033-8303  CODEN: RAISAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ある限界のγ線量を指示する安くて簡便な検出器を開発.この検出器はポリピニルクロリド(PVC)粉末とコンゴーレッドとをパラフィンで混合し,フィルム状にしたものであり,その原理はPVCを放射線照射した場合,酸が遊離されるという現象に基づいている.つまり生じた酸により指示色素であるコンゴーレッドに色変化を起こきせ,その色変化によって線量を知るものである.最初にPVC粉末のG[H+]値を測定.次にPVC粉末50W%,コンゴーレッド0.1W%,パラフィン50W%からフィルムを作り,γ線照射した結果3×104γで変色した.ただし線量率は6.5×104r/hrである.以上の成分のほかにあらかじめNaOHを加えることによって変色を起こす限界の線量を高めることができ,加えるNaOHの量を調節することによって任意の線量で変色を起こさせることができる.この検出器の精度・安定性・使用可能な線量範囲などにっいて検討.
引用文献 (3件):
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