抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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生鮮魚類の中で,さし身,すし種は最も鮮度が吟味され,その内容は“生きのよさ”という言葉で表現されている.これらの市販品を購入し,即殺魚類を基準として,揮発性塩基,トリメチルアミンおよびATP関連化合物による鮮度判定法の有用性について比較検討した.揮発性塩基,トリメチルアミンの測定値からは,即殺魚類,さし身,すし種相互間に,鮮度を識別し得なかったが,ATP関連化合物の測定値からは有意な差が得られ,“生きのよさ”判定の一方法として有効と認められた:参20