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J-GLOBAL ID：201602021418426696   整理番号：67A0343442

ガスクロマトグラフィーによる魚肉中の揮発性アミン類の定量法

著者 (3件)： 野中順三九 (東京水産大) ,  三谷仁巳 (東京水産大) ,  小泉千秋 (東京水産大)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 33  号： 8  ページ： 753-757  発行年： 1967年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 魚肉の5%三塩化酢酸抽出液より,トリメチルアミン(TMA)をη-ヘプタンに移行させ,直接ガスクロマトグラフィーにかけるTMAの簡易定量法(回収率:平均98%以上)を考案した.さらにムロアジとサバについて,鮮度低下に伴うTMAの変化を本法とDYER法で,また揮発性アミンの変化を微量拡散法で測定し比較した.腐敗の進んだ冷蔵8,11日目のものでは,DYER法によるTMA値が本法および微量拡散法のそれの2~3倍の値を示したが,これは他の共存アミン類の影響で測定値が過大になるためである:参20

引用文献 (20件)：

• 1) W. J. DYER: J. Fish. Res. Bd. Can., 6, 351-358 (1945).
• 2) 佐々木林治郎・藤巻正生・小田切敏:日農化, 27, 424~428 (1953).
• 3) 斎藤要・鮫島宗雄:日農化, 30, 531~537 (1956).
• 4) S. BETHEA and F. HILLIG: J. Assoc. Offic. Agr. Chemists., 48, 731-735 (1965).
• 5) R. B. HUGHES: J. Sci. Fd. Agric., 10, 431-436 (1959).

タイトルに関連する用語 (5件)： ガスクロマトグラフィー ,  魚肉 ,  揮発性 ,  アミン類 ,  定量法