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J-GLOBAL ID：201602005893064205   整理番号：70A0367678

結晶性ポリスチレンの熱的挙動

著者 (2件)： 畠山立子 (繊維高分子材研) ,  金綱久明 (繊維高分子材研)
資料名： 高分子化学  (高分子論文集)
巻： 26  号： 294  ページ： 680-688  発行年： 1969年 
JST資料番号： G0122A  ISSN： 0023-2556  CODEN： KOKAA   資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 結晶性ポリスチレンの熱的性質をDSCを用いて結晶化による融解挙動の変化を観察し,熱履歴の違いによる非晶領域の運動の変化を非晶性ポリスチレンのそれと比較.溶融から急冷した結晶性ポリスチレンはX線的には無定形,226°Cに融解ピーク,150~190°Cにcold cry-stallization,83°C付近にTgが存在する.徐冷または適当な結晶化により発熱ピークは消失.結晶化処理に対応した融解ピークが見出され,また処理条件を適当に選ぶことにより融解の多重ピークを得ることができる.Tg付近での熱処理効果の検討から非晶領域の構造にっき考察:参20

引用文献 (20件)：

• 1) B. Wunderlich, D. W. Bodily: J. Polymer Sci., 6, P-C 137 (1967)
• 2) B. Wunderlich, D. M. Bodily, M. H. Kaplan: J. Appl. Phys., 35, 95 (1964)
• 3) 吉本敏雄, 宮城新: 工化, 69, 1771 (1966)
• 4) M. V. Volkenstein, Y. A. Shaponow: Vysokomol Soed., 3, 1738 (1961)
• 5) 畠山立子, 小川成夫: 高化, 25, 431 (1968)

タイトルに関連する用語 (3件)： 結晶性ポリ ,  スチレン ,  挙動