抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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厚き1,3,6mmに輪切りし沸騰水中にそれぞれ0.5,1,2分間浸せき前処理したものを,-20°,-78.5°,-195.5°Cで凍結して凍結乾燥したものと真空乾燥したものにつき,組織の検鏡および20°,50°,100°Cにおける復水を検討した.-20°凍乾品は組織の変化が大きく,-195.5°C凍乾品は生のものと大差ない.どの乾燥品も復水後の組織は生のもの,とほぼ同俵になり優秀であったが復水の速度は乾燥条件によってかなり異なった.-20°C凍乾品は比鞍的早く復水したが,-78.5°Cおよび一195.5°Cの凍乾品は復水がきわめて遅く,真空乾燥品も遅い.凍乾品の復水が遅いのは内部の細胞に空気が充満して水の浸入をさまたげるためとみられ,減圧によって空気を抜いて復水させると復水速度は早くなる.凍乾品は復水が早いとされてい一るが,製造条件を適当にしないと全く反対の結早になることを知った.