抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バレイショ(A),カンショ(B),トウモロコシ(C),コムギ(D)の各でんぷんを用い,局方ジャスターゼによる人工消化により調べた.各でんぷん(2%液)とも100°Cで糊化した場合は処理時間が15分以上になると消化度に差を生じなかったが,110°Cで糊化した場合は処理時間が長くなるにつれ消化度は低下.60~110°Cの各段階で糊化したものの消化度は各でんぷんとも糊化温度が高いほど高い値を示した.100°Cと110°Cの両者の間では差がなかった.110°Cで糊化したものを37°Cに貯蔵したとき各でんぷんとも貯蔵期間(40日間)を通して消化度はほとんど一定であったが,0~1°Cに貯蔵したものは時間の経過に伴い低下.この現象は糊化時の温度の低いものほど顕著.100°Cで糊化したものを0~1°Cに貯蔵した場合,AおよびBはCおよびDより消化度は低下.