抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
京都大学原子炉々室内の2点で,(A)約9MeVまでのろうえいガンマ線スペクトルをポφx3”LNa(T1)シンチレーションカウンタで,(2)同ガンマ線のうち特に10~200keVのエネルギースペクトルを25mmφx2mm厚のNaI(T1)シンチレーションカウンタとコリメータと対数増幅器からなる測定系で測定した。測定した波高分布は,遂次近似法ないし逆行列法で解析された。明確なピークは,owのときのスベクトルを除いては見出されなかった。OWのときにはほぼ2.SMeV以上のエネルギーには分布が認められなかった。低エネルギーガンマ線スペクトルの多くには約200keVおよび60と100keVの間にピークが認められた。スペクトルから求めた照射線量率と,電離箱で測定した照射線量率はよく一致した。この方法は,保健物理分野での測定法の一つとして有効と考えられる(著者)