抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
カカオ豆は発酵後乾燥され,乾燥中に特有のかっ色となる。かっ変反応は発酵より弱くはなるが,酸化酵素が残っていて乾燥中にこの酵素によって起こるとされている。未発酵と発酵カカオ豆のポリフェノール酸化酵素の異同を知るために.最適pH,ジエチルジチオカルバメート,CN,EDTAによる阻害を試験したが差違はなかった。ただ,最適温度は発酵カカオ豆の酵素が高く,活性化エネルギーは低かった。活性は全銅量に関係がなく,結論として,発酵カカオ豆の活性は,無機銅や,非特異的銅たんぱく複合体によるものではなく,原酵素の変化した形の酵素によるものと推察;写図5表1参26